ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

ウラジオストック紀行(その3)

2013-10-03 21:58:49 | 旅行(海外)
日本人が知っているロシア料理の代表といえば、おそらく「ビーフストロガノフ」
か「ボルシチ」もしくは「ピロシキ」くらいだろう。
食に疎い私でも知っているくらいだから、きっと多くの人が知っているはずだ。

ボルシチは赤カブを用いたの赤色のスープで、安食堂でもどこでもある。そして
ピロシキは中身は様々だが、ロシアのコロッケのようなものである。これも、まぁ
どこでも置いてある。しかしビーフストロガノフだけは、どうも縁がなく、6月の
ハバロフスクでも結局、食べれなかった。

「ビーフストロガノフ」

名前だけ聞くと大そうな高級料理にも思えるが、私など日本のハヤシライスとどう
違うのか区別がつかなかった。というのも、我が家では年に何度も出てくるメニュ
ーのひとつだからだ。はっきりいって、使う牛肉の品質を落とせばカレーのように
超エコノミー節約メニューに過ぎない。大鍋で大量に作れば、大人2人で4日は持つ。
3日目くらいから辛くなるが、完食したときの達成感を思えば頑張れるだろう。金欠
のときは、ハヤシライス、カレー、ビーフストロガノフ、ホワイトシチューの大鍋
ローテーションで月1万円以内の食費も可能だ。実際、インスタントラーメンなど
で凌ぐのは、返って不経済というものである。

で、話を戻すと、このたび、ウラジオストックで初めて本場の「ビーフストロガノフ」
を食べた。大した感動はなかったが、やはりハヤシライスを凝縮して煮詰めて、少し
ワインを足したような味で、我が家のものより、ちょっと気取った感じというのが、
曖昧な感想である。

もう、一生食べなくてもいい程度なものであった。

そういえば、来年から韓国人はロシアのビザが必要なくなるとのこと。しかもロシアは
日本にもビザ撤廃を提案しているらしいのだが、日本側が応じないのだとか。これには
意外だった。てっきりロシアの方がビザのハードルを高くしていると思っていたからだ。
日本は中国人ほど金を落とさない、ロシア人が大挙してやってくるが嫌なのだろうか?

外国人にとって、日本はもう、それほど魅力的な国ではないような気がするのだけれど…。

鳥取県の境港から韓国の東海という町を経由してウラジオストックまで週1便でフェリーが
出ている。所要時間は34時間もかかるが、一番安いクラスで片道22,000円、往復37,000円
だ。冬は欠航するらしく通年運航ではないが、安いので時間がある人はおすすめかも。

今度はいつ、行けるだろう。

やっぱりサハリンには一度、行きたいな。

そんなことより、そろそろ催事の準備をせねば…。
CENTER>
コメント