ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

黒いダイヤ

2013-10-20 20:53:04 | 時事(国内)
近々、宮崎県産のキャビアが販売されるとか…。

日本でも養殖が進んでいるとは聞いてはいたが、こんなに早く販売されるとは。
粒の大きさにもよるらしいが20グラムでおよそ1万円かららしい。やっぱり高い。

先日、ロシアに行った時、ハバロフスクとウラジオストックで一応、価格だけは
チェックしてきた。そういえば、ひと瓶にどのくらい入っているのかは確認して
こなかったたが、一番粒の小さいセブルーガで日本円でおよそ8000円ほどだった。
もしや安ければキャビア丼でもと思ったが、今や何でも高いロシアである。キャ
ビアも例外ではなかった。

また、行く前にキャビアについてちょっとだけ調べてもいた。最高級は大型のチ
ョウザメから取れるカスピ海とアムール川で採れる粒の大きい「ベルーガ」と呼
ばれるもの。これが黒いダイヤと呼ばれるキャビアだ。次に中型のチョウザメか
ら採れる「オシェトラ」。そして小型から採れる「セブルーガ」とランク付けさ
れるらしい。あくまでも大まかだが。

10年以上前だが、旧ソ連邦だったキルギス首都、ビシュケクの魚屋さんでキャビア
を見つけた。小粒だったが、ひと瓶およそ600円だったと記憶している。
チョウザメのキャビアを瓶ごと食べたのはあれが最初で最後だ。イランのテヘラン
でも食べたが、こちらは日本食レストランでキャビアの軍艦巻きだった。確か2貫で
500円程度だったと記憶している。

いすれも、たいしておいしくなかったのが正直な感想である。
おそらく品質の問題だったに違いない。

昔、ロンドンでシェアメイトが「スーパーでキャビアを見つけたんだけど、それが
1ポンドだったの…」とある日、大騒ぎをしていた。良くみれば瓶のラベルには
ちゃんと「ランプフィッシュ」と書いてあるのだが、黒い粒はなんでもキャビアに
見えたのだろう。キャビアと聞くと、いつもこのことを思い出す。ただ味は悪くな
かった。

ちなみに日本でもランプフィッシュのキャビアが売られている。しかしひと瓶2000円
近くもしてびっくりした。

あとは、人造キャビアもある。これはイクラなどを黒く染めて作る偽物キャビアだ。
ロシアでも良く売られているらしい。食べで舌が黒くなったら、それは偽物だとか。
日本でも結婚式の食事で出る4~5粒ほどのキャビアも結構、偽物が多いとか…。

まぁ、キャビアもイクラも所詮皆、魚卵である。

私は「たらこ」で充分。

それもちょっとだけ焼いて、半生のやつがおいしい…。

なんだか、たらこパスタが食べたくなってきた。

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