ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

17日

2013-10-07 21:05:43 | 時事(海外)
先日、アメリカから帰ってきたばかりのお客さんと、今騒がれている、デフォルトについての
話になった。というか、無知な私に一方的に優しく教えていただいた。

まず「デフォルト」とは債務不履行という意味である。

どういう事かというと、アメリカは借金をしないと財政が賄えない状態にある。これは日本も
同じだが、しかし、国の借金である国債の発行には上限が決められている。つまり、その上限
を超えて借金はできないのである。また、日本の借金のほとんどが、日本国内で賄われている
に対しアメリカの借金は、主に海外に作り続けているところに大きな違いがあるのだとか…。

アメリカはこれまで、幾度となくその上限を上げるよう法律を変えてきたが、その法律を変え
るには議会の承認が必要なのだ。しかしアメリカは、昨年までの日本と同様、上院と下院にお
いてねじれ現象が生じており、下院において法案を通す通さないでもめているのである。

その期限が今月の17日ということであり、この日を過ぎても法案が可決されなければ債務不履行
という状態となり、いわゆるお金を払えません状態になるのだ。それは一体、誰に対してなのか、
というと公務員のお給料をはじめ、公共機関の乗り物や公共事業のほぼすべてにおいてだそうで
ある。

加えて、アメリカ国債が暴落する可能性があり、そうなったら国債を持っている人々や企業や国
などが多大な損害を受けることになり、世界経済は大混乱に…、それはリーマンショックの比で
はなくなるのだとか…。

それは、ちょっとマズいのではないのか、と思いきや、17日前には、しれ~と法案が可決される
のが、これまでのアメリカなんだとか…。

しかし、これまでは、これまでとして、いつまでも借金をし続けるのは無理なわけで、いつかは
終る日が来るわけである。

それが今月17日というのは…、

なんとも止めていただきたいものである。

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