帰国致しました。
国慶節明けで、「やる気のない人民たち…」というのを想像していたら
なんてことはない、いたって普通だった。もっとも、4日ほど経っていた
けれど。
前回より、少しだけ元安だった。このところ行くたびに、円安が進んでいた
ので、「ようやく落ち着いたか…」という感じがした。モノの値段も、これ
はあくまでも個人的な主観というか実感だが、「値下がりに転じている…」
と感じた。もちろん自分が扱うモノに限ってのことで、しかも、自分が知る
限りの狭い範囲での状況なので、なんの信憑性もないのだけれど。でも、こ
こ何年もずっと上昇傾向だったのが、今回、初めて「安くなってる…、ここも
、ここも…」という感じだったので、ちょっと驚いた。
おそらく、これまでのような量は売れなくなってきたので、価格を下げて対応
している、という感じもした。そのうち生産量を減らして、価格は元に戻るの
かもしれないけれど…。
たしか、国家主席の習さんは、訪米中、必死に「我が国は7%の経済成長率を
維持しています。なので、心配は無用です…」などと、繕ってはいた。
けれど、本当のところはどうなんだろう。
おそらく、あれは詭弁に違いない。もっとも、この国は政治は、すべてが詭
弁で出来ているようなものなので、いたって普通のことなんだろうけれど。
それにしても、いつまでも成長率が7~8%も続くわけがないし、いつかは下
落に転じるはず。先日の株価の下落もそうだけれど、政府の介入にも限界はあ
るはずで、そのうち、「ドカーン」という日が来ないとも限らない。
けれど、それはそれで、日本だけでなく世界中も困るので、そこのところは、
なんとか緩やかな下降線で対応して頂きたいとは思う。
帰国日、早朝のバスで香港の空港まで向かう。このバスは深センと香港の深セン
側のボーダーの手前で大型バスから8人乗りのバンに乗り換えるシステムになっ
ている。中国出国も香港入境も車から降りずに手続きが済むため、大変楽ちん
である。この方法を知ってから鉄道を使うのを辞めたのだが、今回、そうはいか
なかった。
バンの乗客のひとり、韓国人男性の荷物が大変多かった。というか多過ぎた。
そのせいで、初めて香港入境で超厳しい税関検査を受ける羽目に…。
バンは、税関の建物に誘導され、乗客の7人の荷物を徹底的に調べだした。もっと
もターゲットはコリアンオヤジなのは見え見えだったのだが、一応、その他の人も
一通りチェックされた。
で、このコリアンおやじが大量に持っていたもの、それは「骨董品らしきモノ」の
数々だった。一見、ガラクタのようにも見えるし、高価なモノにも見えた。もし、
本物の骨董なら持ち出しの制限もあるだろうし、関税もかかるかもしれない。
結局、その判別に時間を要すると判断した職員は、コリアンおやじの残留を指示
した。
結局、バンは、おじさんを置いて出発してしまった。
おじさんは、「飛行機に乗り遅れる!、乗れなかったら飛行機代を弁償しろ!」と
怒り心頭だったが、完全無視されていた。
何年か前、マレーシアに麻薬を持ち込んだ日本人女性が空港で捕まり、裁判で、「死刑」
を宣告されていた。今日、その2審の判決があり、「死刑」が確定された、というニュ
ースがあった。
この女性は「冤罪」っぽくはないけれど、2年前に愛知県の稲沢市の議員さんが広州の
空港で麻薬所持で捕まったまま、未だ結審していないのは、ちょっと気の毒ではある。
日本の税関の厳しさは以前から有名だが、最近はこれまで割といい加減だったアジアの
国々でも検査をするようになってきた。特に中国は手持ちのカバンの中身のチェックな
どもするようになった。
いけないモノは持たない。
肝に銘じたい。
CENTER>
国慶節明けで、「やる気のない人民たち…」というのを想像していたら
なんてことはない、いたって普通だった。もっとも、4日ほど経っていた
けれど。
前回より、少しだけ元安だった。このところ行くたびに、円安が進んでいた
ので、「ようやく落ち着いたか…」という感じがした。モノの値段も、これ
はあくまでも個人的な主観というか実感だが、「値下がりに転じている…」
と感じた。もちろん自分が扱うモノに限ってのことで、しかも、自分が知る
限りの狭い範囲での状況なので、なんの信憑性もないのだけれど。でも、こ
こ何年もずっと上昇傾向だったのが、今回、初めて「安くなってる…、ここも
、ここも…」という感じだったので、ちょっと驚いた。
おそらく、これまでのような量は売れなくなってきたので、価格を下げて対応
している、という感じもした。そのうち生産量を減らして、価格は元に戻るの
かもしれないけれど…。
たしか、国家主席の習さんは、訪米中、必死に「我が国は7%の経済成長率を
維持しています。なので、心配は無用です…」などと、繕ってはいた。
けれど、本当のところはどうなんだろう。
おそらく、あれは詭弁に違いない。もっとも、この国は政治は、すべてが詭
弁で出来ているようなものなので、いたって普通のことなんだろうけれど。
それにしても、いつまでも成長率が7~8%も続くわけがないし、いつかは下
落に転じるはず。先日の株価の下落もそうだけれど、政府の介入にも限界はあ
るはずで、そのうち、「ドカーン」という日が来ないとも限らない。
けれど、それはそれで、日本だけでなく世界中も困るので、そこのところは、
なんとか緩やかな下降線で対応して頂きたいとは思う。
帰国日、早朝のバスで香港の空港まで向かう。このバスは深センと香港の深セン
側のボーダーの手前で大型バスから8人乗りのバンに乗り換えるシステムになっ
ている。中国出国も香港入境も車から降りずに手続きが済むため、大変楽ちん
である。この方法を知ってから鉄道を使うのを辞めたのだが、今回、そうはいか
なかった。
バンの乗客のひとり、韓国人男性の荷物が大変多かった。というか多過ぎた。
そのせいで、初めて香港入境で超厳しい税関検査を受ける羽目に…。
バンは、税関の建物に誘導され、乗客の7人の荷物を徹底的に調べだした。もっと
もターゲットはコリアンオヤジなのは見え見えだったのだが、一応、その他の人も
一通りチェックされた。
で、このコリアンおやじが大量に持っていたもの、それは「骨董品らしきモノ」の
数々だった。一見、ガラクタのようにも見えるし、高価なモノにも見えた。もし、
本物の骨董なら持ち出しの制限もあるだろうし、関税もかかるかもしれない。
結局、その判別に時間を要すると判断した職員は、コリアンおやじの残留を指示
した。
結局、バンは、おじさんを置いて出発してしまった。
おじさんは、「飛行機に乗り遅れる!、乗れなかったら飛行機代を弁償しろ!」と
怒り心頭だったが、完全無視されていた。
何年か前、マレーシアに麻薬を持ち込んだ日本人女性が空港で捕まり、裁判で、「死刑」
を宣告されていた。今日、その2審の判決があり、「死刑」が確定された、というニュ
ースがあった。
この女性は「冤罪」っぽくはないけれど、2年前に愛知県の稲沢市の議員さんが広州の
空港で麻薬所持で捕まったまま、未だ結審していないのは、ちょっと気の毒ではある。
日本の税関の厳しさは以前から有名だが、最近はこれまで割といい加減だったアジアの
国々でも検査をするようになってきた。特に中国は手持ちのカバンの中身のチェックな
どもするようになった。
いけないモノは持たない。
肝に銘じたい。
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