ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

憂鬱

2015-10-20 21:26:27 | つぶやき
一週間後に催事が始まる。

毎回、今度こそ断ろうと思いつつ、いざ、連絡があると「はい、わかりました、
大丈夫です…」と、つい、受けてしまう。

で、受けた後、ちょっと憂鬱になる。

さらに、日が近づいてくると、どんどん憂鬱度が増してきて、当日、「急に親戚
に不幸がありまして…」とか「前日に倒れて、入院しまして…」とか、そんな子
供じみた理由で、「ドタキャンしたらどうなるだろう…」などと、つい考えてしまう。

そんなに嫌なら、最初から断ればいいだけの話なのだが、それが人間関係の難しい
ところというか、いや、優柔不断なだけかもしれないが、もしかすると、頼まれた
ら断れない性分だったのかもしれないと、一瞬、思ったりもした。けれど、良く考
えてみれば、これまで面倒なことは、こと如く断ってきていることからも、要する
に頼む人がどんな人なのかで、判断しているということがわかった。
つまり威圧的な人や強引な人から頼まれると、どうしても断れないのだった。

もしかすると、これって、「パワハラ」?

いや、いや、やっぱり優柔不断なだけだ。

けれど、次からはちゃんと言おうと思う。


世界で最も貧しい大統領と言われた、パラグアイのムヒカ元大統領も言っている。

人間は良い暮らしを保つためにモノが必要だが、それを達成するために消費と仕事を
どんどん増やさなければ行けない計画的陳腐化や底を知らない消費社会を肯定しては
いけない。

さらに、人は物を買う時は、お金で買ってはいない。そのお金を貯めるための人生を
裂いた時間で買っている。つまり労働によって裂かれた時間で買っているのだと…。

若い人には恋する時間が必要。子どもが生まれれば、子どもと過ごす時間が必要。働
いてできることは、請求書の金額を払うことだけ。職場と家の往復をするだけに時間
を使っていると、いつの間にか老人になってしまう。

つまり、「不要なモノを買うために、不要な労働をすることはない」ということ。
必要最低限の暮らしの中で、適度に働き、その他の時間は自分のため、家族のために
使うべき、ということである。

素晴らしい。

彼は、良さは何も言わずとも、顔に出ている。

この人のような人が、もし、20世紀のソビエトの指導者だったら、共産主義もなんとか
なっていたかもしれない。

CENTER>



コメント