ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

民泊と住宿

2015-11-07 21:23:53 | 時事(国内)
京都で「民泊」経営で捕まる。

記事を読んだだけでは主犯は、このマンションの管理をしている不動産管理会社
なのか聴取を受けた旅行業者と旅館業者の二人なのかよくわからない。

ただ、不動産会社はこの二人に空き部屋31室を1700万円で、3ヶ月間賃貸した。
宿泊料金は 一人、一泊6500円から8800円だったらしい。

ちょっと、計算してみる。

30部屋90日で稼働率を高目に見て95%として概算してみると、延べ営業日数は
2565人/日。均した宿泊料を、これも高めに7500円だとしても、粗利益はざっと
1800万だ。1700万円の賃料との差額100万円を、30部屋、30日で分けると、一部屋
1日、1000円。

ここから食費やリネンサービスやルームクリーニングの経費を払ったら利益が出た
とは、とても思えないのでなんとか許してあげていただきたい。

いや、そういう問題ではないけれど…。

民泊ビジネスというのも、案外、難しいということがわかる。けれど、今や急増す
る来日外国人のボリュームに対して 受け入れる日本のホテルや旅館が全く不足して
いる、ということでもある。

個人的には、早く法整備して認めたらいいのにと思う。

中国に行くと、街中で「住宿」という小さなプレートを持ったおばちゃんやおじちゃ
んが民泊をあっせんしている。多人房50元、単人房70元とか普通にホテルに泊まるよ
るグッと安い。けれど、部屋は普通に人の家のアパートの一部屋ということも多い。
シャワーや洗面所などは、家の人と共同だったりする。もう、何年も泊まったことは
ないけれど、相当に汚かった記憶があるので、かなり印象が悪かった。

けれど、これが普通の日本人の家なら、まず、問題ないだろう。一通り、掃除は行き
届いているだろうし、だらしのない家の人は、まず、人を泊めたりしないはずだ。

日本の場合、こういう手法での民泊が許可されるのかはわからないけれど、どうせなら
割と自由に、気軽にホームステイ感覚で泊まれるようにするのも、観光立国として生き
残るには、必要なのではないかと思ったりもする。

週割りや、月割り、3か月割りなども各自で作り、民泊で外国人が埋没するなんてことも
あってもいい。語学を教える代わりに、語学割りなんていうのも、いいかもしれない。

それに、日本の宿は、「安いよ!」となれば、もっと来てくれるはず。

うちは、ちょと遠慮したいけど…。

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