ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

やっと、飛んだ

2015-11-11 20:34:56 | 時事(国内)
MRJ飛ぶ。

県営名古屋空港から南に向かって飛んだようなので、あの航路ならうちから
見れたのに…とちょっと残念だった。

何はともあれ、日本初のジェット飛行機が飛んだ。遅れに遅れたらしいが、
とりあえずはおめでたい。まだまだ先は長いけれど、これからは試験飛行
のため、連日のように飛ぶことになるとのこと。
そのうち、珍しくもなくなるはずだ。

日本製とは言いつつ、部品の7割は海外調達なので、純粋にはどうなんだろう、
日本メーカー製造というほうが、いいのかもしれない。エンジンはアメリカ製
だ。

価格はカタログ価格で47億円だとか。安いのか高いのか良くわからないけれど、
いかに日本製で燃費や騒音に優れているとはいえ、航空機分野に関しては、ほと
んど実績のない日本である。そう簡単には売れないだろう。

また100席以下のジェット機ということで、大手のボーイングとエアバスのライ
バルにはならない。ここではブラジルとカナダ、そして中国が同程度の航空機を
作っている。中でも最大のライバルになってくるのは、中国のARJ21とのこと。
名前まで似ていて、なんだか「当てつけ」のようにも感じる。
もっとも、中国製の航空機なんて、一体、どこの国が買うんだろうと思う。おそ
らくは、自国の航空会社がノルマとしてどのくらいかは購入させられるのと、あ
とは懇意にしている途上国に援助品として配り、それを販売実績として「日本の
MRJより売れた…」などと公表する魂胆なのかもしれない。

すでに遅れに遅れた初飛行。

これ以上、納期の遅れがあっては、売れるものも売れなくなるだろう。

順調に納期まで進み、MRJの成功が将来的に大型機製造に繋がって、いずれボーイ
ングやエアバスと肩を並べる航空機メーカになれば、これ以上なことはない。

今はあり得ない話かもしれないけれど、潜在的な力は絶対にあるはず。

けれど、果たして三菱にそんな野望はあるのだろうか、ちょっと疑問ではある。

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