ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

夏まつり

2017-07-22 22:26:53 | つぶやき
毎年恒例の近所で行われる夏まつりの日がやってきた。

数年前までは、堀江淳や石井明美、森川由加里に葛城ユキといった、「まだやってたのか?」的
歌手の方々がやってきていたのだが、昨年くらいから地元の名も無きアイドルやタレントばかり
になっしまいて、ちょっとつまらなくなってしまった。

けれど、肝心の祭りの出し物などは、年々、拡大傾向にあり、それに伴い人の出も相当の賑わいに
なっていて、ちょっとびっくりしている。せっかくのお祭だし、何か屋台で食べようと思ったのだ
が、どこも行列に次ぐ行列で早々、ギブアップ。諦めて30分ほどで帰ってきた。
初めて行った16年前は、それこそこじんまりした昭和の雰囲気を残したお祭りだったのに、今や
どこからか電車に乗ってまで人がやってくるようになっている。
こうなると、もう、行く気がしなくなるから不思議だ。

子供の頃、長野県にある母親の実家の村のお祭りに行ったことがあった。

出店もなく、盆踊りのやぐらが広場の中心にあるだけ。これで祭りといえるのか、というほどの規
模だったが、広場の隅のテントの中にはテーブルがいくつもあって、そこにはスイカや桃、茹でた
トウモロコシなどが所狭しと置いてあって、好きなだけ食べる事が出来た。飲み物もサイダーやビ
ールがケースで置いてあり、これも飲み放題だった。これは皆、村の人々が持ち寄ったものだ。

焼きそばやイカ焼き、お面も綿菓子もなかったが、お金を使わずに楽しめるお祭りが子供ながらに
新鮮だったと記憶している。

祭りはやっぱりこじんまりが良い。

幼心に刻まれた想いである。

コメント