ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

一番…?

2018-02-21 20:40:48 | 時事(国内)
久しぶりにイッテQ、イモトのヴィンソン・マシフ登頂を観た。

イモトって他にもマッキンリーとかアコンカグアとか、世界の名だたる山に登っている
のを初めて知った。これはもう、立派な登山家ではないか?いや、違うのか?
バラエティなので、面白い雰囲気にはなっているが、やってることは正真正銘の山登り
であり、死と隣り合わせでもある。エベレストは断念したらしいが、資金は番組提供で
あり、再び挑戦すればおそらくは成功するだろう。

14座挑戦とか、もしかするとあるかもしれない。

ただ、登山家の方々は、ちょっと複雑かも…。彼女は所詮、素人で多くの人の助けと豊富
な資金力で万全なバックアップをされているわけで、言って見ればただ登頂すればいいだけ
だ。抱える荷物の負担も最小限だろうし、そういう意味で言えば、どれほど難関な山を登っ
たとしても、やっぱり登山家とは根本的に違う。しかも、「あのイモトでも登った山…」な
どと言われれば、なんだかたいしたことないようにも受け取られ兼ねない。
世界の冒険家も登山家も、こうやってテレビで素人の参入が続けば、もう、何をやっても
目新しくなくなってしまう。

複雑だな…と推測してしまう。

とはいっても、イモトは幸せだと思う。これで例え芸人として終わってしまっても、イッテQ
の様々な経験は彼女のモノとして残るわけで、それはそれで普通では経験できない大きな財産
になるはず。

それはそれで、どこかうらやましい気がする。

昔、子供の頃と言っても、中学生くらいだろうか、兼高かおるの世界の旅を観ていて、ちょっと
同じような思いを抱いたのを思いだした。

仕事で旅ができる。いや、旅をしてお金を貰える。

羨ましい仕事をしていると思う人はいくらでもいるが、添乗員以外でここに当てはまる人が、
やっぱり一番かも…。

まぁ、仕方ない。一生、金を払って旅をするしかないんだろうな…。




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