今日は仕事で大阪へ…。
近鉄が少し前から特急券のチケットレスサービスなるものをやり始めた。単に近鉄のサイトからスマホで、利用する前日までに特急券を購入すると1900円のところが1600円になるというもの。要は300円ほどお得になる。これに金券ショップで販売している近鉄の株主優待乗車券1700円を購入して利用すると合計3300円。通常駅で購入すると4200円だから、片道で900円お得だ。往復だと1800円にもなる。
ちょうど2年前に名古屋ーなんば間の近鉄特急の回数券が廃止になった。この回数券のばら売りが金券ショップでちょうど3300円だった。廃止が決まった時、「今後、4200円で近鉄を利用するなら、5500円で新幹線を使った方が賢いのではないか…」と一時は真剣に悩んだものだった。実際、廃止された月から2か月ほどの間は新幹線を利用していた。
3か月が経つ頃、近鉄で期間限定の特急券の割引が開始された。それと共に金券ショップでの株主優待乗車券の価格が下がり始め、この組み合わせで往復3500円ほどで利用できるようになった。おそらく定価販売で乗車率が大幅に下がった為と思われる。名古屋ー大阪間は、最速の近鉄特急だと2時間10分、新幹線のぞみなら55分だ。時間差は、のぞみなら1時間35分早い。料金の差額は片道1300円、往復で2600円になる。これをどう考えるかだが、今となっては、結局2年前の回数券と同じ価格で利用できるようになったのだから、おのずと近鉄に軍配が上がる。
しかもこのチケットレスサービス、片道に付きポイントが160ポイント溜まる。往復で320ポイントだ。ポイントは1ポイント1円で、次回の購入に充てることができる。つまり次回利用時は、1600円の特急券が1440円になるのだ。これに金券ショップで購入した株主優待乗車券の1700円を足すと片道3140円という価格になってしまう。これだと新幹線との差額が片道2360円、往復で4720円にもなる。これをデフレというのかどうかわからないが、実質大幅値下げになってしまったわけである。
一体、近鉄はどうしてあの回数券を廃止にしてしまったのだろう?値上の為ではなかったのか?
おそらくだが、値上した途端、乗車率が想像以上に下がり、やはり定価販売では新幹線に太刀打ちできないと悟り、それならさらにお得感を出して乗車率を上げよう作戦に出た、というのが事の経緯ではないのかと勝手に想像している。
まぁ、利用者としてはありがたいわけで、これがずっと続いてくれればいいと思っている。
近鉄が少し前から特急券のチケットレスサービスなるものをやり始めた。単に近鉄のサイトからスマホで、利用する前日までに特急券を購入すると1900円のところが1600円になるというもの。要は300円ほどお得になる。これに金券ショップで販売している近鉄の株主優待乗車券1700円を購入して利用すると合計3300円。通常駅で購入すると4200円だから、片道で900円お得だ。往復だと1800円にもなる。
ちょうど2年前に名古屋ーなんば間の近鉄特急の回数券が廃止になった。この回数券のばら売りが金券ショップでちょうど3300円だった。廃止が決まった時、「今後、4200円で近鉄を利用するなら、5500円で新幹線を使った方が賢いのではないか…」と一時は真剣に悩んだものだった。実際、廃止された月から2か月ほどの間は新幹線を利用していた。
3か月が経つ頃、近鉄で期間限定の特急券の割引が開始された。それと共に金券ショップでの株主優待乗車券の価格が下がり始め、この組み合わせで往復3500円ほどで利用できるようになった。おそらく定価販売で乗車率が大幅に下がった為と思われる。名古屋ー大阪間は、最速の近鉄特急だと2時間10分、新幹線のぞみなら55分だ。時間差は、のぞみなら1時間35分早い。料金の差額は片道1300円、往復で2600円になる。これをどう考えるかだが、今となっては、結局2年前の回数券と同じ価格で利用できるようになったのだから、おのずと近鉄に軍配が上がる。
しかもこのチケットレスサービス、片道に付きポイントが160ポイント溜まる。往復で320ポイントだ。ポイントは1ポイント1円で、次回の購入に充てることができる。つまり次回利用時は、1600円の特急券が1440円になるのだ。これに金券ショップで購入した株主優待乗車券の1700円を足すと片道3140円という価格になってしまう。これだと新幹線との差額が片道2360円、往復で4720円にもなる。これをデフレというのかどうかわからないが、実質大幅値下げになってしまったわけである。
一体、近鉄はどうしてあの回数券を廃止にしてしまったのだろう?値上の為ではなかったのか?
おそらくだが、値上した途端、乗車率が想像以上に下がり、やはり定価販売では新幹線に太刀打ちできないと悟り、それならさらにお得感を出して乗車率を上げよう作戦に出た、というのが事の経緯ではないのかと勝手に想像している。
まぁ、利用者としてはありがたいわけで、これがずっと続いてくれればいいと思っている。