ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

名作

2024-12-13 18:52:48 | つぶやき
「海に眠るダイアモンド」にハマっている。

テレビドラマを継続して見るのは何年ぶりだろう?本当に久しぶりだ。
あの長崎の軍艦島、端島が舞台のドラマである。あれはCGなのか、当時の島の再現が大変リアルで凄いなと思う。時代設定は昭和30年頃から40年代、日本初のコンクリート建築に暮らす人々の暮らしぶりも垣間見れて面白い。外から眺めると現代の団地のような感じだが、建物の通路側、いわゆる玄関廊下側では常に扉が開いていて通路を歩いていると、どこの家庭も部屋の中が丸見え、妙に隣近所との距離が近い暮らしぶりは、いかに団地といえど、まさに昭和の暮らしが再現されている。また炭鉱会社で働く人らにも当然ながらヒエラルキーがあり、幹部住宅は広い作りで風呂付で別連にあるとか、廃墟となった今では、すべて同じ作りに見える建物にも、それぞれ違いがあったのがわかる。
ドラマは脚本も回を重ねるごとに良くなっていると思う。過去と現代の行き来も別に違和感ないし、未来から過去が解き明かされるのも悪くない。

でも、肝心の視聴率は最悪なんだとか…。

民放の場合、スポンサーがいなければ成り立たないのはわかるが、高視聴率イコール良い作品という訳ではないし、今の時代、タイムリーの視聴率にどれほどの意味なんかあるんだろうか?T-verやU-nextで見ている人もたくさんいると思う。

昨年3月に端島へ行ってきた。
上陸して決められた場所を歩き、眺めるだけだったが、ドラマで再現された実際の場所もあり、大変興味深かった。

おそらくかつてあった日本中の炭鉱町にはこういう人間模様がいくつもあったと思う。

思いを馳せると、ちょっと感慨深いものがある。

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