「職人の世界も厳しいっすよ…」
お店の内装工事をお願いしている職人さんの言葉である。
ちょうど同い年だったので、職人さんの世界のことをいろいろたずねてみた。
彼は小さな下請けの内装業を経営していた父親のあとを継ぎ、現在は社員2人
を抱える社長さんでもある。下請けの世界は、それこそ親会社の無理難題を
ひたすら耐え忍ぶのが、仕事なのだそうだ。
24時間寝ずの仕事などは当たり前だそうで、先日も57時間連続というのが、
あったそうだ。近年は不況で、効率ばかり優先され仕上げの納期が極端に
短くなる傾向にあるようで、どうしても長時間労働にならざる得ないとの
ことである。しかし、親会社のやり方に異を唱えれば、仕事が回ってこない
という憂き目にあう。それに仕事がないときは1週間もないこともあるという。
休みの予定もなかなか立てられず、労働条件から見れば、本当に大変そうな
仕事である。また、不況がさらに悪条件に拍車を掛けているようだ。
それでも、「うちのモットーは、成せば成るなんですよ」と彼は言う。
親会社の無理難題もお客さんからの無理難題も、よほどのことがない限り
断らないし、なんとかやり遂げることをモチベーションにしていると
熱く語っていた。
同い年でもこうも違うのかと、恥ずかしくなったと同時に、さらに工事代金を
とことん値切ってしまい、ちょっと申し訳なかったような気がした次第である。
お店の内装工事をお願いしている職人さんの言葉である。
ちょうど同い年だったので、職人さんの世界のことをいろいろたずねてみた。
彼は小さな下請けの内装業を経営していた父親のあとを継ぎ、現在は社員2人
を抱える社長さんでもある。下請けの世界は、それこそ親会社の無理難題を
ひたすら耐え忍ぶのが、仕事なのだそうだ。
24時間寝ずの仕事などは当たり前だそうで、先日も57時間連続というのが、
あったそうだ。近年は不況で、効率ばかり優先され仕上げの納期が極端に
短くなる傾向にあるようで、どうしても長時間労働にならざる得ないとの
ことである。しかし、親会社のやり方に異を唱えれば、仕事が回ってこない
という憂き目にあう。それに仕事がないときは1週間もないこともあるという。
休みの予定もなかなか立てられず、労働条件から見れば、本当に大変そうな
仕事である。また、不況がさらに悪条件に拍車を掛けているようだ。
それでも、「うちのモットーは、成せば成るなんですよ」と彼は言う。
親会社の無理難題もお客さんからの無理難題も、よほどのことがない限り
断らないし、なんとかやり遂げることをモチベーションにしていると
熱く語っていた。
同い年でもこうも違うのかと、恥ずかしくなったと同時に、さらに工事代金を
とことん値切ってしまい、ちょっと申し訳なかったような気がした次第である。
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