ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

16歳

2010-04-22 09:49:06 | つぶやき
友人宅にフランス人の高校生が3週間の予定でホームステイに来ている。

本来ならとっくに帰国しているはずなのだが、例のアイスランドの火山
の噴火で飛行機が飛ばず、未だ帰国できずにいる。
航空会社に問い合わせると帰国便に乗れるのは5月1日までないと言われ
たそうで、暇で行くところも無いせいか、度々連れてくるようになった。

一昨年はこのフランス人の高校生の双子の兄の方が、友人宅にホーム
ステイに来ており、兄の方とも面識があるのだが、この兄は当時14歳
にして、レディーボーイ、いわゆるおかま、現在は性同一障害とでも
言うのか、つまり自らを女性だと思っている男の子なのであった。

今回来日したのは、この兄の双子の弟の方なのだが、こいつが相当アホ
なのだそうだ。白地図を見せ、「日本はどこ?」と聞くと、2分たっても
ヨーロッパ辺りを延々探しているし、建築学科に通い、物を作るのが
得意だと言うので、簡単な日曜大工のくぎ打ちを頼むと、「切るのは
得意だが、くぎは打ったことがないので、出来ない」と、のたまうのだ
そうだ。

そのくせ、フランス人らしく食べるのが極端に遅く、香水は常に多量に
ふりかける。年頃でおシャレには余念がないらしく、身支度に1時間は
かかり、風呂嫌いのフランス人にはめずらしくシャワーは30分と長めだ
そうだ。また、夜も遅いが、朝も延々と起きてこないので、小さな子供
と同じように手がかかると嘆いていた。

それでも、どこへ連れて行っても青い目の金髪でかわいらしい外見なの
で皆にちやほやされ本人は大のご満悦とのことである。

「日本はどう?」と聞くと「みんな親切で、やさしい」「食べ物がおいし
い」と返ってきた。そして「日本のことで何かわかったことは?」と聞く
と、「みんな親切で、食べ物がおいしいこと…」と同じ答えが、友人の
通訳をかえして返ってきた。

16歳なんて、こんなものである。















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