![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/75/18578759279ad6245f5c506a3effee84.jpg)
「森の回廊」吉田敏浩を読んだ。
先日、タイにも持って行ってのだが読み終えず、今になって
しまった。実はこの本、14年位前に、ニカラグアを旅行中に
、宿で出会った人がこの本を持っていて、1日だけ借りて、
大急ぎで読んだことがあった。
何せ急いで読んだこともあり、いつかもう一度ゆっくり読み
たいと思い、今になってしまった。
1985年からおよそ3年間、ビルマの辺境に滞在し、反政府少数
民族の方々と行動を共にした記録であるが、ただの辺境記
などではない。植物や食文化、民俗学などにも精通し、ちょ
っとした学者のような観察力で書かれているのが凄い。
筆者は相当、頭の良い方なのだろう。語学にも相当、堪能で
ある。
また、常に客観的立場で書かれているのも良かった。
このような反政府側からの取材の場合、どうしても「こちら
側」が善良でかわいそうで、「あちら側」が残忍、残虐にな
りがちである。その点は極力おさえられている。
すでに古典的名作と言えると思うが、何十年経っても読み継
がれる旅行記であり民族誌であるに違いない。
![](https://www.myanmar-teak.com/image/logottb6.gif)
先日、タイにも持って行ってのだが読み終えず、今になって
しまった。実はこの本、14年位前に、ニカラグアを旅行中に
、宿で出会った人がこの本を持っていて、1日だけ借りて、
大急ぎで読んだことがあった。
何せ急いで読んだこともあり、いつかもう一度ゆっくり読み
たいと思い、今になってしまった。
1985年からおよそ3年間、ビルマの辺境に滞在し、反政府少数
民族の方々と行動を共にした記録であるが、ただの辺境記
などではない。植物や食文化、民俗学などにも精通し、ちょ
っとした学者のような観察力で書かれているのが凄い。
筆者は相当、頭の良い方なのだろう。語学にも相当、堪能で
ある。
また、常に客観的立場で書かれているのも良かった。
このような反政府側からの取材の場合、どうしても「こちら
側」が善良でかわいそうで、「あちら側」が残忍、残虐にな
りがちである。その点は極力おさえられている。
すでに古典的名作と言えると思うが、何十年経っても読み継
がれる旅行記であり民族誌であるに違いない。
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