ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

癒しの国

2010-04-18 22:38:30 | つぶやき
2週間ほど日本を離れ現実逃避をしていると、帰国してからがちと辛い。
そんな辛さが、身にしみた1日であった。

今日は朝から出発前にやり残した新店舗の準備に追われることになった。
なかなか進まないペンキ塗りをブラジル人の友人2人に手伝ってもらい、
なんとか夜までには終わることができた。明日からの業者の工事に間に
合いちょっとほっとした次第である。

しかし、日本はつくづくちゃんとしている社会である。何かを依頼すれば
確認の電話がすぐに入り、些細なことまで事細かに話を詰めるのは、ご
く当たり前のなことである。もちろん当たり前なのは良く分かっていること
なのだが、南国でぼーっと過ごしてきた頭には、こういう事をひとつひとつ
処理していくことが妙に大変になっているのだ。

今しばらく、リハビリが必要である。

今回、15年ぶりにラオスのルアンプラバンを訪ねた。世界遺産となったこの
街はすっかり賑やかなツーリストの街と化していたが、中心地を少し離れると
それほどの変化はなく、また季節も暑期で大変暑かったせいか未だ大変静かで
あった。この街では本当によく寝た。朝、早く起きて出かけ、昼前には宿に帰
り夕方まで昼寝をする。夕刻からまた出かけ、夕食をすますと夜9時には再び
寝てしまうのだ。出かけるといってもメコン川を見に行くか、街を散歩するか
しかないので、何もすることがないのである。

しかしこれが何とも言えず、居心地が良いのだ。

こういうところに行くと、つくづく自分自身の疲労感に気づかされるので
ある。それは肉体的だけでなく、おそらく心身共に疲労しているということ
なのかもしれない。

人は知らず知らずに疲れが溜まっているものなのだ。

ラオスはそんな人にぜひ、お勧めしたい国である。


















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