ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

南国並み…

2010-07-24 17:39:17 | 時事(国内)
冷房が苦手である。

長時間冷房の中にいると、関節痛が出てくるからである。
しかし、こうも暑いと寝るときは必須になってきた。

しかし、考えてみれば、寒い時に使うストーブとか囲炉裏とかこたつ
などと比べたら冷房は凄い。なんたって空気を冷してくれるのだ。
暖を取るたき火などは、ギャートルズの時代からあっただろう。
そこにいくと冷房ができたのは最近である。 

「エアコン」という名前で最初に特許を取ったのは、アメリカ人で
クラマーというおじさんであった。1906年のことである。

クラマーおじさんのものとは方式が違うが、日本に導入されたのも
早かった。日本初の設置は1909年竣工の東宮御所(今の赤坂迎賓館)
だそうで、エアコン発明のたった3年後である。

もちろんアメリカ製だ。

「東宮」というのは皇太子のことで、最初に入居したのは後の昭和天皇
であった。しかし、この米国製 、エアコンがとんでもない代物だった。 

温度を自動で調整する機能があるのだが、日本の湿気のためにセンサー
が馬鹿になって全く言うことを訊かず、必要の無い温度の時に寒風
を吹き出し、暑くて仕方がないときに熱風を吹き出したそうだ。

若かりし昭和天皇ご夫妻は、これですっかり健康を壊してしまわれた
そうである。

それにしても、近頃は猛暑という単語がやたらと聞かれるようになった。
本来、気温30度は真夏日と言うし、25度は夏日と言うのだが、25度なんて
最低気温にもなっていない。

日本はもはや亜熱帯となっている。

後は、仕事と生活のペースも南国並みになったら…ちょっとうれしい。




 

 






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