ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

1度はやりました!

2012-10-14 13:13:53 | 時事(国内)
この人は一体、何の為に嘘をついたのだろう…?

今やiPS芸人とまで言われる森口尚史氏の話である。

この人の言い訳を聞いていると、何らかの精神的欠陥があるとしか
考えられなくなってくる。強烈な虚言癖や性格異常などだ。

そもそも手術を行ったといっても、この人は医師ですらなく、看護
師資格を持っているだけではないか。聞くところによると、彼は現
在、48歳で月6万円の1Kアパートに住んでいるとか。高学歴なのに
定職に就かず、あちこちの大学などを研究員のような立場で転々と
している、いわゆる流しの研究員といったらいいのだろうか。
そして、そうこうしているうちに、自分はとてつもなく偉くてすご
い人間なんだと思いこんでしまったのかもしれない。

小さい嘘なら単に「風呂敷が大きい人」で済むが、ここまで来ると、
というか、今後さらに様々な疑惑がでてきて、何か刑事罰がくだり
そうな予感すらしている。

全く、日本人研究者の面汚しである。その前にその風体からは、
科学者や研究者とは到底思えなかったが…。

それでも、私は一見、こういう風変わりの人は嫌いではない。
しかし、さすがに虚言壁だけは許せないものがある。

会見の最後だったか、本人の口から「研究者としては終わりだと
思います…」という一言があった。一応、自分の置かれた状況を
客観視できていると思われる。

これを聞いたとき、この人は、まだやり直せるような気がしたの
だが、どうなのだろう…?

本格的詐欺師に転落しないことを願うのみである。

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勝因

2012-10-13 14:59:30 | スポーツ
サッカー日本代表は強豪フランスに初勝利を果たした。

本田が不在にも関わらずである。

やってくれたのはやはりこの人「香川」だ。実のところザックジ
ャパンは、過去に本田抜きの試合では、格下の北朝鮮にもウズ
ベキスタンにも敗れており、そういう意味では本田不在の場合、
負ける確立がグッと高かったのである。

フランスはこのところ少々、スランプに陥っているとはいえ、
世界の強豪であることには変わりはない。
予測では2-0、もしくは3-1で敗れるような予感もあった。

前半こそパッとしなかったが、無失点で乗り切ったのが良かった
のだろう。これはGK川島の好セーブのおかげだが…。

勝因は得点こそ香川が決めたが、やはり長友の活躍も捨てがたい。
さすが名門インテルでプレーしているだけはある。

日本にとって対フランス戦でのこの勝利は、ほんとうに大きい。
それも、相手の本拠地である。そして11年前に0-5で敗れたあの
サンドニでである。

こんなに気持ちいいことはめったにないだろう。

もちろん、ゴールをしたのはフランスの戦闘力が下がったタイミ
ングでだし、フランスが本気だった前半はほぼ何もできなかった
ことは否めない。しかし、それでも日本サッカー史に残る快挙として
今後も語り継がれてもよい試合だと思われる。

次の火曜日にはブラジル戦である。

本田圭佑は復活するのか?香川との競演はあるのか?

次のブラジル戦でも、ぜひいい試合を見せてもらいたいもの
である。

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2番ではダメ

2012-10-10 21:23:27 | つぶやき
京大の山中教授がiPS細胞でノーベル賞を受賞したことが大きなニュース
となっている。

一体、どれほどすごいことなのか、素人には良くわからないが、なにせノーベル
賞である。それも根拠が曖昧でも取れる平和賞とは訳が違う。きちんとした実績
あっての医学生理学賞だ。まさに天才とはこういう人を言うのだろう。

受賞会見では国への感謝を口にしたが、決して研究資金が潤沢だったわけではな
かったようで、数年前の民主党による事業仕分けでは、削減や見直しが相次いだ
とか。会見場では野田首相から祝福の電話が入り、本人は「国を挙げて支援して
いただいたおかげです」と答えていたが、胸のうちには複雑な思いがあったのか
もしれない。

あの時、確かに日本中で事業仕分けを拍手喝采したように思う。
無駄をなくすのはいいことで、とにかく削ることが良しとされた。

しかし、その陰で山中教授を含め、多くの学者や研究者らは、研究費が削られ、
落胆したそうである。

それでも、今回の受賞でiPS細胞に関しては資金集めは容易になっただろう。
というか、どーんとこれまでにない資金が調達できると思われる。

本来、日本は科学技術立国なわけである。不要不急の事業を削ることが仕分けの
目的とはいえ、将来、日本の科学技術研究を担う若手にも余波が及んだり、頭脳
流出に拍車がかかるのは、日本としては避けたいところである。

まぁ、これでひとまず、様々な研究費などの大胆な削減は一旦、見直されるきっ
かけとなっただろうと思われる。

やはりこういう分野では、スポーツと違い2番ではダメなのである。


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フェイスブック

2012-10-08 21:12:13 | 時事(国内)
最近、良く「フェイスブックやってますか?」などと聞かれることが多くなった。
全くやったことがないので、そう答えると「やった方がいいですよ!」と結構、
熱心に勧められたりもしている。

インターネットの交流サイト・フェイスブックが過去1カ月間にフェイスブック
にログインした利用者が世界で10億人に達したと発表したそうである。

これは、かなり凄い数字だ。

世界の人口をおよそ70億と推定すると、実に7人に1人が利用している計算になる。
しかし、途上国ではインターネット環境すら整備されていなかったり、貧困などの
理由から未だ使用できない人々も多いはずだし、また幼児は現実的に使用しない。
13歳未満の活用にも制限があるし、また中国では利用が制限されていて、ほんの一部
しか登録していないとか。それらを除くと、おそらく3人に1人とか、4人に1人とかの
割合になると思われる。

まさに、「犬も歩けば、フェイスブック利用者に当たる」というくらい多いではないか。

インターネットの最たる特性は匿名性だと言われている。

その最たるものは2ちゃんねるで、私はほとんど見たことはないが、かなり酷い意見が
書かれているとか。ブログのコメントも多くが匿名であったり、書き手さえ、匿名の場
合がかなりあると思われる。誰が書き手かもわからず、それにコメントする人もわから
ず、一方的な情報だけが垂れ流しされるのがネットの世界である。

その点、フェイスブックは基本的に実名による交流だ。多くの場合本人の顔写真もある。
従って、友人の獲得やコミュニケーション、また社会活動の展開などにおいて、とても
大きな利点があると言われている。
現実にチュニジアやエジプトの民主化運動にも使われ、その結果、社会に変革をもたら
すまでにもなっている。私の周囲でも、フェイスブックを用いてビジネスに繋げている
人もいる。

おそらく賢い人は、こういうのをどんどん有効利用してビジネスチャンスを掴んでい
のだろう…。

しかし、インターネットは誰もが自由に発言できる反面、いったんネット上で問題とされ
ると、いじめのようにあらゆる批判的な攻撃が止まらないという怖さも持っていて、使い
方次第では、社会秩序の崩壊の方向にどんどんいってしまうような気もしなくはない。

今後、どんなに社会が変っていったとしても、個人的にはできる限りアナログ人間的な
要素は持っていたいと思う今日この頃である。


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アナザ-・スカイ

2012-10-06 21:52:14 | つぶやき
昨夜、テレビを付けると「アナザ-・スカイ」をやっていて、「中田英寿」が出演していた。

なんでもヒデは、現役引退後、6年経った今でもまだ、旅を続けているのだとか…。
番組では、ミャンマーやブラジル、イタリアを訪ねた様子が紹介されていた。
すでに現役時代から語学に堪能だったそうだが、あらためて流暢に英語やポルトガル語を話
す姿を見ると、「できる人は、違うな…」と思わずにはいられなかった。

引退してすでに6年である。

「世界中を訪れ、自分にできることを探したい…」と言って旅を出たのが6年前である。
しかし、その後、特に彼が何かを初めたなどと言う話は聞かない。もっとも、親善試合など
に呼ばれたり、大手企業の社外取締役やその他にも数多くの社会との関わりはあるとは思う
のだが、自ら会社を興すようなことはしておらず、そういう見方からすると、未だ自分探し
をしており、やりたいことが見つからないのかと思っていた。

しかし、どうやらそうでもないらしい。

昨日の番組で、ブラジルを訪れ、昨年現役を引退した元ブラジル代表の「ロナウド」を
訪ねていた。彼は引退後、ブラジルでアスリートなどを対象に、広告戦略の企画や立案をす
るといった会社を立ち上げていて、ヒデがそれについてインタビューするといった内容だった。

しかし、ヒデはすでに、日本のPR会社の「サニーサイドアップ」というロナウドと同じく
アスリートなどを対象にした広告戦略の会社の株式の6%を保有している大株主だったのである。
そして先月、この会社が上場し、ヒデは数億円を手にしたと言われている。

自分でやらずに、投資して利益を得る。やはり、賢い人は違うのである。

おそらく、彼は現役時代の資産を元手に、このように様々なところに投資しているのだろう。
少し前には、モナコの居住権を手にしたそうである。多分、これは節税対策に違いない。

不労所得で収入を得て、世界を旅して暮らす。

こんな人が、実在するなんて、うらやましくて腹立たしいが、ある意味、私の理想だ。

まぁ、そんなことばっかり考えていると、人生やってられなくなるので、凡人はコツコツ
働くしかないとあきらめようっと…。


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3枚1000円

2012-10-04 21:35:03 | つぶやき
先日、昨年、ピースボートに乗り、そこで出会って帰国後、今年に入り結婚し、来月から世界一周の新婚旅行
に出かけるという30代前半の夫婦と話をした。

二人ともピースボートから帰って、お互いアルバイトをして貯めた500万円が予算だという。当初は、結婚資金
の予定のつもりが、どうせならと、この際、旅に出るとにしたらしい…。これだけを聞くと、なんだか高橋歩
みたいだが、二人は高橋歩を知らなかったので、まぁ、よかった。とりあえず、個人的に彼はなんとなく嫌いである。
別に、深い意味はないが…。

ピースボートに乗った人と、ろくに話をしたことがなかったので、あれこれ聞いてしまった。

船のルートは年度によって変わるらしいが、いくつかのパターンがあるのだとか…。日数はだいたい108日間で、
最低110万~だとか。再安クラスは男女別の4人部屋で、参加者の7割はリタイヤ後の年配者が圧倒的に多く、若い
人は2~3割しかいないのだそう。船の中は様々なイベントがあり退屈はしないそうだが、参加は自由でひたすら、
ぼーっとして何も参加しない人もわずかながらにいるらしい。食事はバイキングが中心で、味は平均以下と言って
いた。

また、一番の疑問は、船がひとつの国に着くと、港に停泊するのだが、わずか1日とか2日で次の寄港地に出
発してしまうスケジュールになっていると、どこかで聞いたことがあった。しかし、それでは、港の周辺しかその
国を見れないわけである。それを尋ねると、「その国を見たい人は、オプショナルでツアーに参加するんです、
もっとも別料金で、あまり安くないですが…」とのこと。つまり、オプショナルに参加する人は、その国で一旦、
船を降りて観光が終わったら、次の寄港地の国まで飛行機で飛んで、再び船に乗り込むわけである。ということは、
100万の最低料金では、せっかく船で世界一周したにも関わらず、ほとんど訪れた国を見ることができないという
ことなのだ。

しかもオプショナルに参加した場合でも、利用しなかった区間の船の料金が返ってくるわけでもない。そこには食
事代も含まれているのに、利用しなくてもしっかり全額取られるのである。これでは、オプショナルに参加すれば
するほど、なんだか損をしたような気になるのではないだろうか?

ピースボートの主催は確か、どこかのNGOだったと思うが、まったくこれでは営利目的としかいいようがない気がした。
二人は、結局、ピースボートでは、訪れた国をほとんど見れなかったことから、今度は自分たちで行ってみようと
思ったのだとか。

また、街でよく見かけるピースボートの宣伝ポスターだが、あれは参加者の多くがアルバイトで貼る場所を見つけ
てくるのだという。その額3枚で1,000円とのこと!。つまり3枚貼る場所を見つけて来たら、参加料金から1,000円
割り引いて貰えるのだそう。過去にはつわ者がいて、参加費のほぼ全額をポスター貼りで賄った者もいたそうである。
3万枚で100万円だ。しかし、ピースボートのポスターは、店舗などの施設に限られ、必ず所有者の許可がいるの
で、そう簡単には、枚数は稼げないのだとか…。バイトした方が手っ取り早いとも言っていた…。

なるほど…である。

とはいえ、二人は来月、旅に出るのである。結局、最後まで背中を押すことしか言わなかった。「帰国後に、そのツ
ケは払うことになるよ…」と喉まで出かかったが、せっかくの門出なので言うのは辞めた。もっとも、そんなことに
はならない人もいるが…。

なんだか、日本を出たくなった…。

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バックパッカーの人類学

2012-10-02 21:28:07 | 
「旅を生きる人々」大野哲也著を読んだ。

確か3ヶ月くらい前に、朝日新聞の書評に掲載されていて、なんでもバックパッカーを学術的に
考察した云々…という触れ込みだったので、面白かと思い読んでみた。

が、これがまったくのダメ本だった。

一応人類学の観点からの研究ということを謳っているにもかかわらず、海外での調査は、サンプル調査に
7年もかけたわりには、データをとった相手はたったの43人で、しかもそのデータは、本書のインタビュ
ーを読む限りでは浅はか限りない。こんなの安宿に一週間もいれば、このくらいの話は山ほど聞ける程度
のもである。

現在のバックパッカーのスタイルを移動型、沈没型、移住型、生活型(ずっと旅を続けようとする職業的
バックパッカー)の4つに分類して話を展開しているのはまぁ、いい。今や旅のスタイルも多様化している
のはわかる。しかし、「バックパッキングによって多様なアイデンティティが生み出され、それによって
人々の生も多様化され、それが社会に風穴をあけて云々…そして新しい社会への変革が展望できるのである
」とまとめるのはいいが、バックパッカーごときに新しい社会への変革など、展望できるとはどう考えても
ありえないし、社会に風穴など絶対にあかない。

そもそも、バックパッカーなど一般社会から見れば、そこから脱落した日蔭の存在であり、国を発展させ
るという側面からしても、税金や社会保障費などを出来る限り納めようとしないまったく役に立たない厄介
者である。そのくせ、変に世界を知った気になり屁理屈だけは達者だから、余計にたちが悪い。
それに、多くのバックパッカーは、多様なアイデンティティなどどうでもよく、ただ単に、「楽に生きたい」
だけである。この辺は、自分がそうであったのと、旅先で出会った多くの人らと接してみて感じたことである。
(もっとも、これに当てはまらない人も少なからずいた。)

従って、バックパッカーの行動様式をあたかも難しい言葉で学術的に述べようとすることに、全く意味はなく
また、無理があるように思えてならなかった。

これが著者の個人的な体験記というなら、まぁ、、許せるが、著者はこれをフィールド調査の結果で学術的考察
したなどとのたまうので冷めた目でみてしまうのかもしれない。

また、これが、2415円(税込)(高い!)というのも許せない一因かもしれない。

とはいっても、あくまでも、個人的主観である。
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