ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

サービス

2013-10-12 21:34:36 | スポーツ
中日に落合が復帰することが決まった。

とは言っても監督ではなく、GM(ジェネラルマネージャー)としてらしい。野球には
詳しくないので、GMって何をする人なのか、今ひとつピンとこないが…。

落合といえば、中日を常勝チームとして率いていたにもかかわらず、2年前だったか、
突然、解任された。「プロは勝てばいいんだろ!」というファンサービスなどをおろ
そかにするオレ流が球団やOBらと確執を生んだなどと言われていた。

しかし、高木監督になってからのこの2年、まったくいいところがなく業を煮やした
球団が、「やはり彼しかいない…」ということで復活させたとのこと。
まったく情けない球団である。

落合の選手としての経歴は言わずもがなである。しかし、プレー以外のところでも大
活躍だ。プロ野球選手会が労働組合を作ったとき彼は選手会を脱退。その選手会が勝
ち取ったフリーエージェント制度を利用して移籍し大金を手にした。2000本安打を記
録したときは名球会への入会を断るなど、球団やOBなどから疎まれることを敢てして
いるようなところがある。おそらくひねくれ者なのか、性格が天の邪鬼なだろう。
団体行動が苦手で個人主義第一である。

確かに、自分の生き方を明確にしている点はプロらしいと思うが、扱いにくいこと
極まりない。

しかし、結果は出す選手だった。そしてそれは監督になってからも同じだ。

つまり、こういう人間をコントロールできなかった中日という球団が、そもそも未熟
なのである。常勝監督を辞めさせ、弱小球団になり下がると、再び、頭を下げ復活さ
せる。まったくいけてないし、だいたいポリシーがない。

来期、落合の復活で優勝となった時には、さらに落合の権限は強くなるだろう。

「強ければいい、勝てばいい」

それがすべてではないが、まずは、強くなければファンはついてこないのも事実だ。

ますは、強いこと。

これがファンが求める、第一のファンサービスなのかもしれない。

CENTER>

コメント

壁と卵

2013-10-10 21:48:32 | 時事(海外)
村上春樹、今年もノーベル文学賞逃がす。

ハルキストにとっては残念な話である。しかし、昨年、中国人が受賞したことで
今年は難しのではないかと、予想はされていたそうである。要はオリンピックと
同じで地域的な偏りを嫌う傾向にあるからなんだとか…。まったく無意味だな
思考だと思わざる得ないけれど。

まぁ、賞など取ろうが取れまいが、才能のある作家だということは間違いないわ
けで所詮、本人もそこまで欲していないような気もしている。そんなことはないか?

村上春樹といえば、出版業界での究極の印税王という印象とともにあるのが、3~4
年前に受賞したエルサレム賞受賞のスピーチだろう。この賞は、人間の自由、社会、
政治、政府というテーマを扱った著作を書いている優れた作家に贈られる賞で、イ
スラエルのエルサレム市長が選考委員長を務めており、背景にはイスラエルという
国がいる。

彼はこの賞を取った授賞式の式典で、イスラエルの首相らが見守る中、イスラエル
とパレスチナの関係を壁と卵に例え、暗にイスラエルを批判したスピーチを行った。
つまり受賞者が賞を授与する側を批判したのである。
この話はあまりにも有名で当時、物凄いニュースになった。

批判といえば、少し前に芥川賞を取った時、まっ先に警察の職務質問の対象者にな
りそうな田中慎弥氏が会見で酒の力を借り「もらってやる…」などと言ったの
とは次元の違う話である。

それにしてもイスラエル側からすれば、「わざわざ賞をやったのに、公の前で批判し
やがって!」と、さぞ、むかっ腹が立ったことだろう。

ともかく、その後、「モサド」に暗殺されなかったのは、幸いであった。

しかし、案外、勇気のある男である。

来年の授賞を期待したい。

CENTER>


コメント

17日

2013-10-07 21:05:43 | 時事(海外)
先日、アメリカから帰ってきたばかりのお客さんと、今騒がれている、デフォルトについての
話になった。というか、無知な私に一方的に優しく教えていただいた。

まず「デフォルト」とは債務不履行という意味である。

どういう事かというと、アメリカは借金をしないと財政が賄えない状態にある。これは日本も
同じだが、しかし、国の借金である国債の発行には上限が決められている。つまり、その上限
を超えて借金はできないのである。また、日本の借金のほとんどが、日本国内で賄われている
に対しアメリカの借金は、主に海外に作り続けているところに大きな違いがあるのだとか…。

アメリカはこれまで、幾度となくその上限を上げるよう法律を変えてきたが、その法律を変え
るには議会の承認が必要なのだ。しかしアメリカは、昨年までの日本と同様、上院と下院にお
いてねじれ現象が生じており、下院において法案を通す通さないでもめているのである。

その期限が今月の17日ということであり、この日を過ぎても法案が可決されなければ債務不履行
という状態となり、いわゆるお金を払えません状態になるのだ。それは一体、誰に対してなのか、
というと公務員のお給料をはじめ、公共機関の乗り物や公共事業のほぼすべてにおいてだそうで
ある。

加えて、アメリカ国債が暴落する可能性があり、そうなったら国債を持っている人々や企業や国
などが多大な損害を受けることになり、世界経済は大混乱に…、それはリーマンショックの比で
はなくなるのだとか…。

それは、ちょっとマズいのではないのか、と思いきや、17日前には、しれ~と法案が可決される
のが、これまでのアメリカなんだとか…。

しかし、これまでは、これまでとして、いつまでも借金をし続けるのは無理なわけで、いつかは
終る日が来るわけである。

それが今月17日というのは…、

なんとも止めていただきたいものである。

CENTER>




コメント

ついていけない…。

2013-10-05 21:50:48 | つぶやき
店で使っているクレジットカードの端末機を新機種に変更します、との連絡があった。

何でも新機種では「SuicaにManacaにToica」などの交通系icカードに中国人御用達の
銀聯カードまで使えるという。たしかにここ近年、年配者でもクレジットカードで
買い物をする人が増えたのは確かだ。しかし、SuicaとかManacaなどを切符以外の
購入に使う人などいるのか、ちょっと疑問だ。ああいうカードに何万円もクレジット
しているのだろうか…?
もしかすると、もうすでにそういう時代なのかもしれないが、なんだか時代の流れに
完全についていけていないような気がする。

先日、大阪からの帰りに近鉄特急のアーバンライナーに乗っていた時のこと。車掌が
切符の検札にきたのだが、通路隔てた隣の人が切符の代わりに携帯画面を見せていた。
まもなく、車内のテロップに切符をスマホなどで購入し、その画面を見せることで
列車に乗れる電子切符の案内が流れていた。価格も普通で買うより安くなるらしい。
また、すでに新幹線でも同じようなシステムがあるとのこと。

時代はすでに、このへんまでデジタル化が進んでいる。
今や金券ショップで回数券のバラ売りを買うなんて、時代遅れなのかもしれない。

それにしても、ネット対応でしか購入できないものがあったり、外国のビザですら
ネット申請しかできなくなっている国もある。ネットを使えない人は、誰かに頼ん
だりそれを代行してもらう為に、余計に費用負担を強いられることもある。

特定の人にとっての便利は、それ以外の人にとって、大変な不便を生んでしまう。

そして知らないことが、なんだか損をした気になり、つい、出遅れないようにアンテナ
をはり続けることに時間を費やすことになる。ネットが普及したことで、これが加速し
すでに後戻りできない状態にまでなってしまっている。

ストレスフルな社会は、こつして作られるのかもしれない。

やっぱりいつか人類は、滅びるんだと思う。

そしてまた、原始時代からやり直す…?

CENTER>






コメント

ウラジオストック紀行(その3)

2013-10-03 21:58:49 | 旅行(海外)
日本人が知っているロシア料理の代表といえば、おそらく「ビーフストロガノフ」
か「ボルシチ」もしくは「ピロシキ」くらいだろう。
食に疎い私でも知っているくらいだから、きっと多くの人が知っているはずだ。

ボルシチは赤カブを用いたの赤色のスープで、安食堂でもどこでもある。そして
ピロシキは中身は様々だが、ロシアのコロッケのようなものである。これも、まぁ
どこでも置いてある。しかしビーフストロガノフだけは、どうも縁がなく、6月の
ハバロフスクでも結局、食べれなかった。

「ビーフストロガノフ」

名前だけ聞くと大そうな高級料理にも思えるが、私など日本のハヤシライスとどう
違うのか区別がつかなかった。というのも、我が家では年に何度も出てくるメニュ
ーのひとつだからだ。はっきりいって、使う牛肉の品質を落とせばカレーのように
超エコノミー節約メニューに過ぎない。大鍋で大量に作れば、大人2人で4日は持つ。
3日目くらいから辛くなるが、完食したときの達成感を思えば頑張れるだろう。金欠
のときは、ハヤシライス、カレー、ビーフストロガノフ、ホワイトシチューの大鍋
ローテーションで月1万円以内の食費も可能だ。実際、インスタントラーメンなど
で凌ぐのは、返って不経済というものである。

で、話を戻すと、このたび、ウラジオストックで初めて本場の「ビーフストロガノフ」
を食べた。大した感動はなかったが、やはりハヤシライスを凝縮して煮詰めて、少し
ワインを足したような味で、我が家のものより、ちょっと気取った感じというのが、
曖昧な感想である。

もう、一生食べなくてもいい程度なものであった。

そういえば、来年から韓国人はロシアのビザが必要なくなるとのこと。しかもロシアは
日本にもビザ撤廃を提案しているらしいのだが、日本側が応じないのだとか。これには
意外だった。てっきりロシアの方がビザのハードルを高くしていると思っていたからだ。
日本は中国人ほど金を落とさない、ロシア人が大挙してやってくるが嫌なのだろうか?

外国人にとって、日本はもう、それほど魅力的な国ではないような気がするのだけれど…。

鳥取県の境港から韓国の東海という町を経由してウラジオストックまで週1便でフェリーが
出ている。所要時間は34時間もかかるが、一番安いクラスで片道22,000円、往復37,000円
だ。冬は欠航するらしく通年運航ではないが、安いので時間がある人はおすすめかも。

今度はいつ、行けるだろう。

やっぱりサハリンには一度、行きたいな。

そんなことより、そろそろ催事の準備をせねば…。
CENTER>
コメント

ダブルパンチ

2013-10-02 21:03:48 | 時事(国内)
ついに増税が決まった。

なんとなく8%なんて中途半端で計算しにくいので嫌だな。
だからといっていきなり10%でもいいというわけではないけれど。いずれ10%になるのは
確実視されているわけで、また、数年後に上がるということを目の当たりにするのも嫌だ。

しかし、これで財源不足や借金返済に少しは効果があるのだろうか?人口減で消費が縮小
していく中で税収アップを望むのであれば、若い外国人に定住してもらい、働いて税金を
きちんと納めてもらう。そういうことも同時にやっていかないと、税負担の根本的解決には
ならないような気もする。高額納税者の海外流出も心配だ。

また、消費税といえばよく北欧の25%などの高額負担国との比較をされることが多いが、
案外、周辺アジア諸国の消費税額は知られていない。

ちなみに現在の日本と同じ5%なのは台湾だけである。お隣の韓国は10%だし、中国にいたっ
てはすでに17%もある。これは意外だった。よく行くタイは7%で、これはシンガポールと同
じだ。また、インドネシアも10%だしフィリピンでも12%もある。
8%に上がるといっても、アジアでもまだまだ高い方ではないのだ。

それに3%上げて2%を景気対策で還元するなら、最初から1%だけ上げればいいという話では
ないのか?というかその前に実質1%上げても何か大きく改善するのだろうか?

気になる消費の落ち込み率だが、4月に若干の影響はあっても実際のところ3%に値上げでは
そう大きくないような気もしている。というのは、税込1,050円の商品が1,080円に値上がる、
同じく税込10,500円が10,800円に、この上げ幅だと実感としてそう大きな負担ではないよう
な気がするからである。もちろん、あくまでも個人的な感覚だが、これが1,050が1,100円
10,500円が11,000円となると、50円玉1も、はたまたワンコイン500円も上がったのか、と
切りのいい上げ幅の数字の影響で値上げ幅を実感しやすいと思うからだ。

従って、この辺は一気に10%になるよりは、まだ良かったのではないかと思うのである。

もっとも、なんの根拠もないけれど…。


4月1日か…。

そういえば、幼稚園の月謝も必要になるな…。

ということは、我が家にとってダブルパンチではないか!


CENTER>

コメント