ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

脱退

2015-10-10 20:45:43 | 時事(海外)
いつの間にか「1億総活躍担当相」なるものが…。

ある外国紙は英文に直すと長過ぎて意味が分かり難いなどと不評らしいけれど、
内容はともかく、せめて名前くらい他になかったのだろうか?

それに、この「一億総なんとか」と言う言葉にあまりいいイメージはないと思う
のだが、どうなんだろう?終戦間際の「一億総火の玉」「一億総玉砕」その後の
「一億総白痴化」に「一億総中流」。最後の総中流以外は問題外だが、今となっ
ては、日本にとって「一億総中流」の時代が、一番良かったのかもしれない。

とすると、安倍さんのイメージはここにあったのか…。

世界遺産…。

世界記憶遺産に中国が申請していた「南京大虐殺文書」が記憶遺産に登録される
見通しになったことについて、日本は相当、怒っているのだとか…。
なんでも日本は分担金の10・8%(約37億円)払っているのに、日本の言い
分を聞いてくれないなら、「もう、払わないぞ…」ということらしい。

で、中国の分担率は6位の5・14%で日本のほぼ半分なんだとか。

けれど、日本の言い分も、ちょっとおかしい。そもそも負担金の多い、少ないで
「認定、非認定」が決まるのなら、そこに客観性や正当性なども存在しないこと
になる。そんな遺産登録にどれほどの意味と価値があるのか甚だ疑問だ。

そうでなくとも、近ごろ世界遺産はどんどん増えている。歴史遺産だが文化遺産
だが知らないが、そんなものがゴロゴロ増えて、もはや乱立状態に近い。
登録されると、一気に観光客がやってきて、その土地に恩恵をもたらす。
だから…というのはわかるけれど、訪れる方も、もう、いい加減、冷静になった
ほうがいい。

世界遺産に認定されようが、されまいが、「興味があるから行くし、ないから行か
ない」というスタンスで良いと思う。

これを機に、思い切って日本はユネスコ脱退、(卒業)でもいいのでは…。


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ポスドク

2015-10-07 21:18:54 | 時事(国内)
ノーベル賞、さまざま…。

惜しくも、村上春樹が文学賞を逃したが、物理学と医学生理学賞は日本人が受賞
した。平和賞に「9条を守る会」が候補に、などという話もあったが、こちらも
落選。まぁ、当然という気もするし、もしかすると候補にすらなってなかったの
では、と思っている。

こうみると日本はあらためて、理数系に強いんだな、と思う。
ひたすら研究一筋…。

数年前に、あの京大の山中教授がiPS細胞で受賞したときの、会見を思いだした。
「ポスドク」(ポストドクター)の話だ。

つまり正規職員ではない、非正規に雇われている若手研究者らの待遇に関すること
である。「月収20万、ボーナス無し、国保・年金は自分持ち。」「時給1200円程度、
研究員というよりは雑用係…」博士課程を修了した秀才ですら、こういう状況で働
いているという現実があるという。

よくよく考えてみれば、受賞した当人はいい。報われているし、立場も安定している。
けれど、受賞の功績は受賞者当人だけでなく、多くのこうしたポスドクによって下支
えされた上での結果でもあるわけで、そう考えると受賞者は、こうした人らの待遇改
善を一番に考えるべきだろうと思う。

貰った報奨金も、多少なりは、彼らに分配するべきだ。

数多くのノーベル賞受賞を輩出している日本の研究者のその卵が、派遣社員と同じよう
な環境で働いているというのは、ちょっと解せない気もする。日本以外の国ではどうな
んだろうか?

山中教授は受賞後、「様々な要求も、財務省にもできるだけその多くを認めていた
だきたい…」などと語っていたのだが、その後はどうなったのか…?

今回の受賞者も、そういう思考の持ち主だったら良いのだけれど…。

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転換期

2015-10-06 21:18:04 | 時事(国内)
TPP合意。

賛否両論ありで、良くわからないのが正直なところ。
当然、合意のメリットとデメリットがあるんだろうけれど、どちらの方が
大きいのかわかならない。

新聞記事では「TPPが発効すると、域内でのモノや人材、サービスのやりとりが
盛んになり、経済が大きく活性化することが期待できる」と書いてある。
さらに、「日本は少子高齢化で国内市場が縮小に向かう中、米国や新興国の需要を取
り込み、新たな成長のよりどころとする…」とも書いてある。

けれど、ちょっと抽象的過ぎて良くわからない。

オバマさんの合意を経ての第一声は、「TPP合意は米労働者への朗報」と発言された
とか。

どうもこれは様々なモノが、アメリカから日本へ雪崩れ込んでくる構図が出来上がっ
たということで、「アメリカにしてやられた…」ということも言えるのかもしれない。

まぁ、短期的に観れば、安い商品やサービスが入ってきて、高騰している国内のもの
よりもアメリカ産、アメリカ製、アメリカ仕様のそれらを活用することによって、私
たち消費者にも助かる部分は出てくることもあるはず。

けれど、これが突き進んでいくと、メイドインジャパンの衰退になるわけで、結果として
日本は大打撃を受けることになるのかもしれない。
農業ばかりが話題になっているけれど、商品や労働力、さらにはサービス業にも影響は
あると思われる。国内商品が売れないとまでは、いかないまでも売り上げ減、労働賃金
は労働者人口増加に伴い低賃金へ、なんてことにも…。

そして一番怖いのが、アメリカ企業の都合が悪い日本の制度に対して、「そんなのがあ
るから売上が上がらないし、うちの社員が働きにくいし、さらにはサービスを利用し
てもらえない…というように、様々な日本の制度に文句が言えることができるようにな
ること。

これに尽きるかも。

その後、軽自動車の廃止や国民皆保険廃止も…。

いろいろなことが変わっていく2015年。

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アウェー

2015-10-04 20:54:26 | つぶやき
友人が開催した、「アペリティフ 365 in 岐阜」にお手伝いに行ってきた。

「アペリティフ」

なんでも、フランス語で、食前酒を意味し、食欲を増進させたり、仲間内の
会話を弾ませる為のきっかけに軽く飲むことを意味するのだとか。で、こう
いう習慣があちらにはあるらしい。

今やフランスに関連する様々なこと事業として行っている友人が、こういう
習慣を日本にも広めるために、フランスの農産加工業なども協賛している。
てっきり小さなワインパーティー程度だと思っていたのだが、行ってみてびっ
くり。

来場者170人。大きな氷のエッフェル塔も置かれ、大きなモニターも2台。司
会者も専門の人を雇いそれはそれは本格的なものだった。

けれど、会場のセッティングなどは内々でやるという手弁当方式。ポスター張り
からモニター作りに椅子やテーブルのセッティング、その後は、接客にと大忙し、
終わると、あと片づけも待っていた。
結局、ワインもチーズも前菜も食べられなかったが、打ち上げは豪華な鮎御前
で、完全和食だった。まぁ、おいしかったのでそれはそれでよかったけれど。

お客さんは、「おフランス」や「ワイン」が大好きな方ばかり。
私とは、随分、世界が違う。

完全なアウェー状態だった。

帰りに、どこかの「マカロン」をお土産に頂いた。

「マカロン」

大の苦手なお菓子の一つだった。

最後までアウェーは続いた。


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本末転倒

2015-10-02 21:26:50 | 時事(国内)
マイナンバー制度始まる。

本格的には来年度かららしいけれど、国がおよそ3,000億円以上の税金を投入し
普及させようとしているこの制度の主要目的は、ただひとつ、確実な税収確保で
ある。

各種申告制度の効率化などともっともらしいことを言っているが、そんなわけが
ないし、そこにこんな大金をかけるはずがない。マイナンバーを使って所得を国
民一人ひとりに紐づけできれば、内緒で副業を持っている人や富裕資産がある人、
投資で利益を上げている人などの収入が一目瞭然となる。

国税の立場からすればこれは願ったりかなったりだ。

証券会社や保険会社などの金融機関で利金や配当金、それに保険金などの税務処理
をマイナンバーで行うことで、いわゆる「眠れる1600兆円」の金融資産からの税収
も可能になる。さらに登記事務にも導入されれば、土地、不動産などの資産と個人
との紐付けも時間の問題だ。いずれ銀行口座にもナンバーが適用されるらしい。

こうして国は、一人一人の個人資産を正確に把握し、そこからしっかり税金をいただ
くというのが、このマイナンバーの目的に他ならない。

一体、こんなことを考えた奴はのは誰なんだろうと、呪いたくもなるが、良く考えて
見れば、金融資産など持ってない私には、まぁ、どうでもいい話でもある。

いろいろなところで、国民への負担や締め付けが大きくなる日本。

脱出したくなる気持ちもわからないではない…。

お金持ちが日本を脱出しまっては、本末転倒のような気もしている。



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批判

2015-10-01 21:09:18 | 時事(海外)
排気ガスの規制を違法にクリアするために、違法なソフトを搭載した車を
1100万台以上販売した、として世界中の批判を浴びているフォルクスワー
ゲン。

アメリカからの制裁金が2兆円以上、リコールの対策で8000億円以上…。

ほかの国だって制裁金を科すかもしれないし、リコール対策費もこんなもの
では済まないだろうし、世界中から損害賠償の訴訟も起きるかもしれない。

そもそも売り上げが、大打撃を受けるだろう…。

株は大暴落。企業価値はすでに時価で1/3を喪失なんていう話もある。
売り上げの損失くらいだったらまだいい。一番の痛手は、誇りを失った
VWの技術者が会社を見限って他社へ転職、または引き抜きなどで、会社
を去ることだろう。こうなったら、いくら巨大企業といえども、もはや土
崩瓦解だ。

もしかすると、どこかの赤い国が手を尽くして技術者を大金で買収して…
というのも充分ありうる。

日本もインドネシアの高速鉄道受注を、まんまと持っていかれたように、あの国
は手段を選ばないのが最大の強みだ。

とはいえ、ワーゲンはヒトラーが作ったことでも知られているように「ドイツ、
そのもの」だ。

メルケルさんもあらゆる手を打って、ブランドは守るはず。

けれど、ランボルギーニ―などの母体以外のブランドは売られるのかもしれ
ないな…。

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