ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

"朽ちていった命”

2012-05-07 20:06:14 | 本と雑誌

ある人に勧められて読んだ

”朽ちていった命” -被曝治療83日間の記録ー 

NHK「東海村臨界事故」取材班編(新潮文庫)

1999年に東海村で起きた被曝事故の被害者の治療にあたった医者、看護師を淡々と描いた名著と言われています。

放射能の恐ろしさ、そしてそれに向き合う医療関係者の苦悩が生々しいです。

高度経済成長時には技術者が常に心していた”フェイルセイフ”の思想がなぜか最近の日本での出来事には見失われています。なぜ、日本の技術者が傲慢にしまったのでしょうか?

この本を読むと、最近の原発についての問題について、考えさせられます。

コメント
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