ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

おかしなマスコミ報道と無能な官僚組織

2021-05-11 06:44:35 | 社会・経済
武漢肺炎の日本での第4波。
大きな問題。マスコミ報道は大変だ、日本は政府ガ無力、よその国を見習えと。
でも

このデータを見ると、海外を見ろ、というその海外よりも圧倒的に日本は低い数値。しかもそれらの国は日本よりも発生患者数よりも圧倒的に多いのにどんどん規制を緩和して日本よりも緩く。
患者数の発生率も絶対値のみならず、人口比率による相対値でみれば更に日本での発生率は低下。
寧ろ、問題なのは、(海外に較べて)この程度の患者数で破綻した医療体制と国内でのワクチン開発に国として支援しない”厚生労働省“の無能さ。
戦後日本を支えた“世界に冠たる”日本の官僚組織が腐りきっています。
そんなことを感じる武漢肺炎。

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4月に観た映画

2021-05-11 06:21:31 | 映画

栗山千明さんでシリーズ化されているもの。今回は石川県の加賀レンコン。
日本の農業の問題、後継者問題並びに新規就農者問題を取り上げた“官製映画”
東京という都会の真ん中で考えた映画。

”地方=閉鎖=男尊女卑=女性の自立の必要”

一方的に”進歩的な“人達が喜びそうな映画。
更に、農家の女のウェア、農業ガールを批判していながらそれを最後には女性の自立と結びつけるのもどうかと。
まあ、スポンサーはM社製、しかも農業ガールのウェアを大々的に宣伝しているM社。

この映画を見て就農したいと思う人、特に女性がいるのかな?(いれば良いですが)

こんな事やっていると本当に日本の農業は駄目になるような気がします。
観ていて段々腹が立ってくるのを通り越して呆れてきた映画。
石川県のご当地映画として観るならば別ですが。

農業の問題はやはり、稼ぐ事のできないこと、そして自然を相手にしているための不安定さ。そして最大の問題は安い農産物が大量に輸入されていること。これらを無視して表面的な事を追求しても限界が。

武漢肺炎のために1年遅れて公開。
“モルニラニ”とはアイヌ語で”坂を下った町“の意味で室蘭の語源。
2時間近く、インターミッションのある7話のオムニバス映画。日本の抱えている、時の経過と失われていくものの哀愁、そして失われていく記憶。
幻想的に、美しく画いています。大杉漣さん、小松政夫さんの最後の映画。象徴的な1本桜、ゴールデンウィークに北海道に行ったときに見に行きました。


この下の大杉漣さんと香川京子さんの閑かな演技はグッとくるものが。
万人受けはしませんが素敵な映画
富司純子さんとシムウンギヨンさん、鈴木京香さんの閑かな映画。監督は商業写真家のため、女優さん達を美しく画いています。そしてこの映画も失われていくものへのレクイエムを。

“記憶は場所と共にある”

ある場所が無くなるとそこでの記憶が失われていく、胸に刺さるような言葉
富司純子さんの凜とした美しさ、シムウンギヨンさんの”いわゆる韓国女優のようなサイボーグ“ではない演技から湧き出る美しさ、そして、日本的な落ち着いた美しさの鈴木京香さん。
そんな女優の方達の素晴らしさを感じられる映画

それにしても昨年の武漢肺炎、そしてその後の日本の政府、官僚の無能さにより今、再度、混乱の日本。その中で映画も昨年中のようにどんどん新作の公開が延期されています。寂しい世の中




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