東京電力柏崎仮羽電力へ。広報施設へ。
本体の1/5の模型も展示。
でも、展示は津波対策他、安全性を強調したもの。他の団体のガイドを聞いていると”福島原発ではかくかくしかじか”と説明していましたが、この柏崎仮羽原発では対策をとっている、という説明はありません。
しかも、結局は原子力が一番安いという、欺瞞に満ちた数値(補助金、並びに処理費用を除いた数値)と自然エネルギーの悪いところを強調した資料のみのオンパレード!
何も変わっていません。
でも、この原子力発電に依存しなければならない地元(この範囲は疑問ですが)の依存体質!この人が住んでいる地域には不相応?と思われる施設が多いこと。
結局、この数十年間の間に、本来、経済原則では存在することが非常に厳しい地方自治体が”原子力”の補助金によって生き延びていている、という構造。
日本のゆがんだ構造を垣間見ました。
利益=現金をもらうのは少数の設置自治体とその恩恵を享受するのは大都市、しかし、被害をこうむるのは現金をもらわず、電力の恩恵のない多数の人々。この少数のために大多数が犠牲を被るという矛盾をまったく改善されていません。
自民党ならば理解できます、でも、民主党が、自民党よりも未熟な議論・単純な議論でことを進めていくこの世の中の流れ、少なくとも、民主党に投票した人たちには理解できない事態となっています。どうなってしまうんでしょうか?