紫陽花

毎朝5時に起きて、雨模様の道端に咲くこの花を愛でる幸せに出逢う

平政の握り

小ぶりの平政が安く売っていたので、握ってみた。

45歳中年オヤジ、片や17歳美人女子高生

「恋は雨上がりのように」

メルヘンなの？ファンタジーかしら？
いえいえ、ミステリーでした。

女子高生に恋心を告げられる中年男の物語かと合点しておりました。
まったく違うじゃないですか！
原作も知りませんし、この先読む事もないでしょう。だから、還暦直前のおっさんの勘違いした感想文です。
異星人とのコンタクトを描いた映画かと密かに怪しんでいます。

ファミレスに限らず外食チェーンの店長ほど厳しい職場環境は無い気がします。昨今の働き方改革とかを国が言いだす前は悪名高きワンオペの犠牲者って、管理職と言う名の奴隷すなわち店長と名のつく下僕だったのではないでしょうか。この手の業界で一度も働いたことがないから、感覚で言ってますけど。

45歳かぁ。この年代あたりの中間管理職が一番楽しいのですけどね。まだこの先（上級管理職への欲や組織改革の情熱やら）道が拓けてると思ってますもの。スタッフ（部下）を意のままに動かして、成果を得られた時の喜びは自分だけの成功とは違う達成感がありますしね。
17歳ですね。女子高生をやった事ないからわからないけど、世界の大半は学校生活で埋め尽くされるんでしょうか。勉強、部活、進学、友達、そして恋。あまりよく分かりません。分からないけど想像出来るのは、中年のおっさんに恋心は抱かないだろうということ。

先日観た「万引き家族」や「夜」なんかは、登場人物の心情が手に取るようにわかるんですけど、小松菜奈演じる女子高生の橘さんが本当のところ何を考えて生きているのか、わたくしには理解できませんでした。大泉洋が演じたファミレス店長は性別も同じ年代もそれほどかけ離れていませんので、覚束ない逃げ方はとてもよく分かるのですけど、本当の中年男はもっと小心だしもっともっと狡いものです。

ヒロインを演じた小松菜奈、このところよく使われてます。中島監督の「渇き」で魔性の女の子を演じた時に注目したのですが、100mを11：44で走れる女子高生役も出来るんですね。モデル出身なだけあって、背の高さと体幹のしっかりした歩き方に魅力があります。美人ではありますが、クセが強い顔立ちなので、前述した「夜」にも出ているモニカ・ヴィッティの様なアンニュイさを武器にした翳りの多い役で大成できる気がします。スコセッシの「沈黙」にも出ていたんですね。目立たなくて失念しておりました。どちらにしろ、これからどう化けることが出来るか楽しみな女優さんです。

果たして、降り続いていた雨は上がったんでしょうか？
やっぱり、分かったと首肯けないおっさんがここにいます。
多分、永遠に。

結局、今日も桂川で

思いの外雨が降らなかったため、増水後の秋山川を楽しみにしていたのに、結局いつもの桂川で竿振った。西桂の信金下から公園までを探ってみたが、最初のポイントでいくつか虹鱒が出ただけで上流は殆どアタリも無い。放流されていないのだろうと思うけど、それにしてもあまりにも寂しい区間になってしまった。





早々に切り上げて、長い竿が振りたくて先日楽しめた田野倉の式場下流に行く。
虹鱒ばかりだけど、小さな山女魚も針掛かりするのでこの辺りで自然産卵したのだろう。糸が切れたり針が折れたりで取り込めない魚も多かったが、生かし魚籠には大小10を超える数になった。
今後大水が出ないと状況の変化は望めない。

童心に 「えのすい」

随分と昔、イルカショーを見に行った。
天気の悪い肌寒い日だったような記憶。
今日は真夏のような湿った暑い日。
夏がそこまで来ている湘南の海も感じたかったからひとりオニギリ持って出掛ける。



イルカショーは二回も見てしまった。
学校の遠足で来ている児童たちと同じくらい歓声を上げて、一番前の席で楽しむ。
目の前でジャンプすると着水時の水が飛んできて塩っぱい。

水族館は良いな。
魚達が自由に泳ぐ大きな水槽を見ていると、時間が流れていることさえ愛おしい。

館を出れば、目の前に江ノ島の海。
台風の影響で波がやや高く、サーファー達が遠く戯れている。
砂浜を少しだけ歩き、片足を濡らした。