むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

一瞬で消えるアカイロマルノミハムシ

2018年06月01日 | 小さな自然

ごく小さく丸い赤色の虫がいたので、タカラダニか何かだろうとよく見ると、ハムシのような形です。

肉眼ではよく見えないのでカメラを向けると消えました。

死んだふりで下に落ちたのだろうと思い、あたりを見るともう1頭いたので、カメラを近づけると消えます。

なかなか警戒心が強い虫だなと思ってよく観察すると、落ちているのではなく飛んで逃げているようです。

ハムシのような甲虫類は、硬い前羽は飛ぶのに役に立たず鎧の役割をしていて、後羽がその下に折りたたまれて格納されていて飛ぶときに開くため、飛び立とうとするとき、一瞬インターバルがあります。

この虫にはそれがなく、一瞬で飛び立つし、目に見えないくらいの高速を瞬時に発揮するくらい加速があるので、すごい虫もいるものだと感心しました。

調べてみると、このノミハムシはその名のとおり、後脚にノミのような跳躍力が発達していて、跳ねるのだそうです。

外観からは、そんな足を持っているようには見えないので騙されました。

と、言うか、それはそれですごいヤツです。

 

コメント (2)
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