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むぎわら日記

自然、読書、模型のことなど

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『運転者』喜多川泰(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

2022年11月18日 | 読書
運を転じる者。
不思議なタクシーに乗せられて、意識改革をしていく、スピリチュアル 系自己啓発本でした。
アマゾンプライムで無料で読めるところに、この作者の本がたくさん出てくるので、面白ければラッキーと思って読んでみました。
内容は、よくある自己啓発本のような内容を小説の形にしたものです。『夢をかなえるゾウ』などがよく売れていたので、需要がある分野です。
自分的には、自己啓発本は自己啓発本、小説は小説として読みたいので、「漫画でわかる○○」を読んだときのような違和感を感じました。
小説にしちゃうと、ただただ説教というか説明を聞いているだけの展開になりがちで、小説本来の疑似体験から自分で探して気づくという醍醐味が味わえないつらさがありました。
自己啓発本は読みたいけど、解説だけだと退屈。小説風味だと入っていきやすいという人向けです。
書いてあることは、なるほど、そのとおりで、間違いないですから、あとは、小説形式に何を求めているかになりますね。

コメント (2)
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