むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『真空のからくり』山田克哉(ブルーバックス)

2023年10月04日 | 読書
真空を伝わる重力や磁力。
なぜ、伝わるのでしょう。
宇宙空間は真空ですが、わたしたちが今いる地球上の空気だって、分子と分子の間には何もない真空です。
真空はどこにでもあるのです。
その真空には、無限のエネルギーがあり、無から粒子が現れては消滅することが繰り返されており、その時間が極めて短いため、人には観測不可能なのです。
それらの粒子のおかげで重力や磁力が真空を伝わるというのです。
真空には、光子の半分のエネルギーを持つ?が無数に存在するため、そこに秘められたエネルギーは無限大!
何を言っているのか、分からなくなりますが、なるほど、何もないところから宇宙が誕生するはずだとなんとなく納得してしまうのです。
以前、このブログで紹介した『死は存在しない』田坂広志で、提唱されたゼロポイントフィールドをより、分かったつもりになれました。
何もないはずのところにこそ、無限大のエネルギーが秘められているとは、宇宙の常識は、とんでもなく難解であるとともに、真理とはこのようなものなのだろうなと妙な納得感を感じます。

コメント
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