むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『ぴえんという病』佐々木チワワ(扶桑社新書)

2023年10月12日 | 読書
某SNSのクイズサークルに現れた昔で言う荒らし女子。
文章の最後にぴえんをつけていました。
そういえば、ぴえん系女子っていう言葉があったなぁと、彼女の行動を静観しつつ、この本を読んでみました。
なるほど、承認欲求なのね。自分を被害者に仕立て上げながら、周囲をやわらかく不快にして、騒いでは謝って、結局は周囲を責めているという行動。
管理人さんは、たいへんそうでしたが、相手にすると火に油を注ぐようなものなので、あくまでも静観です。
確かに「病」だわ。
本物のぴえん系女子とは、体を売ってその金で推しのホストに貢ぐらしいです。どれだけ金をつぎ込んだかがステータスなのだそうです。それが自分の存在意義……。わたしとは相いれない価値観ですが、誰にでも人の役に立たないと自分の存在意義はないとか考える時期はあるのでしょうね。

「ただ、いるだけで、価値があるんだよ」と思ってくれる人を見つけるか、自分で自分をそう思えるかが、幸せのゴールなのかもしれません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする