これは名著。
境界性、自己愛性、演技性、反社会性、回避性など10のパーソナリティー障害を解説しながら、その対処方を示唆しています。
人それぞれ、異なったパーソナリティーを持っていて、それが偏りすぎると障害となって本人や周りの人に害を及ぼします。
しかし、周りの環境や対応によって、それぞれのパーソナリティーの強みを活かし、飛び抜けた成果を上げる人になれるのです。
誰でも何かしらパーソナリティーに偏りがあり、特に若年層ではそれが顕著です。年齢を経ることにより、その弱点を克服し、強みを伸ばしていくことにより、円熟したパーソナリティーの持ち主になっていくのです。
逆に、障害を酷くしていくような生き方、環境に置かれると、老齢になっても周りの迷惑をかけるパーソナリティ障害をこじらせた困った老人になる人もいます。
自分のパーソナリティを磨きながら、よりよい人間関係を築くことにより、自分を囲む人たちと幸せな暮らしができるようになります。
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