中に入ると、ホールにドカーンと零式艦上戦闘機52型が展示されています。通称ゼロセン、戦闘機に興味が無い人も名前だけは知っていますね。
コックピットを見ると大きさが解ります。
大砲(15センチカノン砲とりゅう弾砲)やSLなどが展示されています。
このホールだけなら無料でうろつけます。
ここから、入場料1000円を払うと、撮影禁止エリアへ入ることができます。
撮影禁止エリアには、古代から鎌倉・室町・戦国・江戸時代の甲冑や武器の展示がされています。
時代劇や時代小説が好きな人にはたまらない演出です。
そのあとは、靖国神社の存在意義である戊辰戦争から、日清・日露戦争、太平洋戦争までの展示となります。
日露戦争までは、日本よりの演出がされており、当時の報道の雰囲気が味わえます。例えば、日露戦争は日本の辛勝でしたが、大勝利と連呼されているところなどです。
太平洋戦争コーナーの後半には、戦没者の遺影やら手紙やらが何百・何千と展示されています。平日なので空いていましたが、鼻水をすする音があちこちで響きます。
これら(手紙)を読んだら、涙があふれてしまうので、2、3通ななめに読んでさーっと通り過ぎました。
最期は大展示場になります。ここは撮影OKとなります。
中央に展示されているのは、巨大な人間魚雷「回天」
軍艦の模型もたくさん展示されていて、その中でもすごいのが1/50空母「翔鶴」です。
急降下爆撃機「彗星」
よく見ると、近代的な設計で、レシプロ爆撃機の完成形に見えます。
上空には、人間爆弾「桜花」が吊るされています。
地味なところでは山砲なども展示されていました。
ここを出て、零戦52型を眺めながら、海軍カレーを食べておしまいにするのが習わし? です。
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