雨上がりで風が強くて寒い日でした。
山登りに行きたかったのですが、気持ちが載らないので、とりあえず会津方面に車を走らせました。
国道49号線が混んでいたので、どうしたのだろうと思っていたら、SLばんえつ号が走る日だったようです。
これは会津まで混んでいそうなので、阿賀町で上川方面へハンドルを切り、たきがしら湿原にいってみることにしました。
あまり人出がなく良い感じ。
ハイキング道は、道が陥没していたり崩落していたりで車が通れない状態だったので、落ち葉が積もり放題でした。
ビュースポットからの眺め。
寒いと思っていましたが、飯豊山は白く……御神楽岳も頂上付近に雪が積もっているようです。
標高1200mくらいまで雪が降りてきているようです。
筆者の主張は、1)農業者の栽培技術が衰えている、2)消費者の舌が鈍化している、3)農地転用が無法化している、という問題点を上げ、その原因を追究していきます、
確かに、その目は鋭く正確に現代の農業の実態を捉えていると思います。
しかし、では、どうしたらいいか? という提言の部分になると、なんだ、結局、同じじゃんというレベルに落ちてしまいます。
1)農業者は土づくり名人になろう。
2)消費者は自分の舌を鍛えて、本物の農作物を作っている名人を探そう。
3)農地法を厳しくして、農地転用をなくそう。
1)は、ともかく2)と、3)は、他責感覚が大きすぎて、現代農業の最大の欠点を残したままの提言だと思います。
現代農業の一部の裏側を知るには良い本かもしれません。
真紅の葉っぱと緑のハヤシノウマオイのコントラストが面白いと思いました。
ウマオイは、スイッチョンとも言いますね。
細くて弱弱しく見えますが、前足に刺があり他の昆虫を捉えて食べる獰猛さも兼ね備えています。
多摩川の辺を舞台にした連作短編集です。
8編の短編小説が収録されていて、ゆるやかにつながっているところがミソなのです。
主人公は皆、別の人なのですが、それぞれに登場しているキャラクターがチョイ役で顔を出すので、自分がその地に住んでいるような気にさせてくれます。
そして、どの話も独立していて、良い話ばかり。
普通なら主人公になりそうもないキャラが主人公なところも面白い。
『おふくろの持ち物から、映画のチラシだのパンフレットだのが束で出てきたときからかなあ。ファイルで綴じられていて、俺の名前がマジックででっかく書かれていた。おふくろにとっちゃ、俳優より小道具の俺の方が主役だったんだ。』
作中にあるセリフですが、8編ともこんな感じの主人公たちです。
1本目の『黒猫のミーコ』……まさか、野菜の無人直売所に泣かされるとは思いませんでした。
ボクにとっては理想の短篇集かな。
穏やかな小春日和。
雲の底面が同高度で並んでいました。
大気は100m高度が上がるごとに0.6℃温度が低下します。
雲の底面の高度が、今日の大気の中の水の融点(気体が液体に変わる温度)ということになります。
スマートフォンが届きました。
楽天モバイルの格安SIMで、通信費が1年間は1,480円/月、その後2,980円/月となりますが、楽天カード、楽天銀行や楽天証券を利用することにしましたので、ポイントで払えそうです。
10月は、体調不良や悪天候のため、山歩きができませんでした。
1ヶ月以上開くのは珍しいことなので、少し軽めの稲島コースです。
虫の音もなく、蚊もいない晩秋の山の雰囲気でした。
気温も低く、登りやすいです。
すっかり秋の道です。
冬も近いですね。