帰国を嘆願する願書を出しても、ロシアの国策の関係で、許されない日々がつづきます。
ついに光太夫は、皇帝に直談判するためにモスクワを越え、ペテルブルグまで旅をして女帝エカテリナに謁見することに成功しました。
そこから、シベリアを引き返し、オホーツクから蝦夷(北海道)へ渡る当時としては気の遠くなるような旅をします。
蝦夷の土を踏むことが出来たのは、17人の船乗りのうち、光太夫、磯吉、小市の3人でした。しかし、小市が病に倒れ北海道の土になります。
鎖国制度の中で、複雑な情勢に翻弄されながら、故郷の土を踏むことになるのです。
ロシア人との比較により、わたしたちが忘れてしまっている日本人の日本人らしさを思い出させてくれます。
雪がない冬、少し遠出の日帰り旅行に、雲上の温泉として人気の野地温泉ホテルに行ってきました。
春のような秋のような日がつづいていて、雪国に住んでいながら、雪のことなど忘れていましたが、近づくにつれて雪景色が広がってきました。
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国道から外れると、道が真っ白になりました。
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スタッドレスは履いていましたが、今シーズン初めての雪道に緊張します。
さすが、標高1200mの温泉です。
お風呂の様子は、撮影禁止なので、HPでご覧ください。
白いお湯で暖まります。
昔ながらの温泉の雰囲気も残っていますし、山奥にあるので隠れ家的なイメージもあり、何と言っても、従業員や周りの人々の会津訛りで癒されました。
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食堂の鬼面ラーメン。
はっきり言って、味は飲み屋のラーメンでしょっぱ目です。
しかし、厚切りのチャーシューやナルト、多めのメンマなどで、お得感がありお勧めです。
1月11日、日本最北端の茶所村上市にある冨士見園に行ってきました。
一見、ただのお茶屋さんに見えますが、「お茶カフェ良いですか?」と問うと、障子戸を開けてくれて、奥へ奥へ通されます。
「奥へ奥へ」と繰り返すのは、城下町の町屋は、間口の長さで税金が決められたため、奥の方へ長い長方形の形をしているからです。
奥には、昔、茶の倉庫として使っていた部屋を改造して作られたお茶カフェがありました。
何種類かの中から、好きなお茶を選んで注文します。
お菓子は4種類から一つを選べます。
お茶ジェラート4種盛りも食べました。
器は村上堆朱です。
ゆったりとお茶を楽しめる場所ですし、普段は、こういう形で日本茶を楽しむことはないですから、貴重な体験でした。
散歩をしていると堤防の桜の木が倒伏しているのを発見しました。
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根腐れですかね?
街路樹のある歩道などを歩いていると感じることは、植えてある木の大きさに比べ、アスファルトやコンクリートから露出している土の面積が小さいことです。
植物は、地上部と地下部がだいたい同じくらいに広がっているのが正常な姿だと思うのですが、上下のバランスが崩れた状態で植えられているのです。
街路樹の紅葉・落葉は、庭木や野山より早く訪れる現象からも感じられます。
道路の設計者も樹木の生理を考えて作ってほしいと思うこのごろです。
元旦に親戚一同(親父と弟夫婦)集まりまして、新年&昨年の下半期誕生日祝いをしました。
誕生日のケーキを囲み、鍋をして、オードブルを食べ酒を飲みました。
飲んだ酒は、
〆張鶴大吟醸金印 1升
鮎正宗吟醸 1升洗心 4合
ワイン 4合
ビール少々。
あまり、酔わなかったと思ったら、そんなに飲んでませんでしたね。