伝説のサラリーマン資産家の告白です。
本田静六は、貧しい暮らしから、東大農学部教授になって、給料をコツコツ貯金することから始め、莫大な資産を作りながら、退職と同時にほとんどを寄付して働学併進の簡素生活を送りました。
その晩年に書かれた、告白の書です。
資産形成のノウハウから、ほんとうの生きる幸せとは何かまで、語られています。
そのほとんどが、当たり前の誰にでも出来る内容でありながら、心に響いてくるのは、語る人によるものでしょう。
85歳のおじいちゃんの語りですが、ぜひ、若い人に読んでもらいたい1冊です。
わたしは、読むのが遅すぎました。