夜の気温が下がって散歩に丁度良くなりました。
寝る前に散歩をするとほどよく疲れて眠りの質がよくなるかなと思ってでてみました。
関屋大橋を渡っていると、上流にある平成大橋が見えます。
仕掛け花火にように水面に映るライトが美しい。
関屋分水手前で、川幅が広いところもポイントです。
ネタは良いのだが、料理がまずく笑えませんでした。
著者は、エンタメとしての笑いを理解していないようです。
裁判中の緊迫した場面で、このような言葉を裁判官が述べれば、緊張が緩和され笑いが起こるでしょう。
緊張と緩和が笑いの原点です。
しかし、この本では、最初に唐突に裁判官の言葉(つまりオチ)が記されていて、そのあとにどんな事件の裁判か解説がある編集になっていました。
これでは、オチを最初に聞かされて、なんのオチか後で解説されることになります。
読者は、なるほど、そういう背景があったからこの言葉が面白いと思えたのですね。と納得させられる構図です。
どうして面白くないか納得させられるくらい面白くない本としては特筆すべきです。
作者さん、ユーモアのセンスがないけど真面目な人なんだね。
日本の古代ロマン。
邪馬台国の存在はもとより、場所までも諸説あり、日本のどこかではあるものの定説はないようです。
この物語は、弥摩大国(邪馬台国)の日御子(卑弥呼)とすることにより、小説として思い切ったアプローチをすることでリアリティの高い世界観になっています。
九州の一部を邪馬台国、他の国々は、現在の市町村程度の小国であり、それをまとめて倭国としています。実際の地図にそれらをちりばめることにより韓、漢、魏、晋などとの交流もその場にいたように感じられました。
(こう、これ、定説で良いよ~くらいの世界観です)
主人公は、あずみという使譯 (通訳)の家の何代にも渡る人々になります。数々の小国に使えながら、漢、魏、晋などの中国との交流を描いていきます。
邪馬台国の記録は三国志の魏志倭人伝のみなので、作者の大胆な創作技術に恐れ入りました。
あずみの家に代々伝わる3つの教え 「人を裏切らず、人を恨まず、戦いを挑まない。良い習慣は才能を越える」が生きる世界であれば、理想となるのでしょうが、その後の世界はそれを実現できていないようです。
久しぶりに、まともな気温で過ごせた日でした。
秋晴れの下、散歩をしているイラストをAIに描いてもらいました。
まだ、紅葉には早いですが、紅葉していないイラストを注文しても描けませんでした。
仕方がないので、ヒツジ雲の下で散歩をしているイラストを描いてもらいました。
いやいや、ヒツジ雲って、こうじゃないでしょう。
外国ではヒツジ雲といわないのか?
では、イワシ雲の下でお願いします。
いや、いや、生臭いだろ、これ。
傘を差しても大して効果ないでしょ。
周辺の街路樹や公園の樹木にイラガの繭がたくさんついているので、結構な数が生息しているのだろうと思います。
イラガの幼虫は、デンキムシとも言われ、触ると激しい痛みを感じることで有名です。
わたしも、手の甲を刺されたことがあります。痛くて動けなくなりました。
キンカンを塗ってもらったら一瞬で痛みが退き、その効果に驚いたものです。
昭和40年代中頃、過激派の学生に狙われ、名誉も誇りもなく、安月給の軍隊もどき自衛隊。
著者のそこでの体験をもとに、面白おかしく、そしてお涙頂戴で描かれた陸上自衛官たちの連作短編集となります。
町で声をかけられ、訳も分からないうちに誘拐拉致のように入隊させられた社会のはみだし者たちが、理不尽な暴力と拘束のために自衛隊に染められていきます。時に見せる上官のやさしさまでも暴力的で、今ならパワハラではすまないでしょう。
しかし、拳で語ろうぜ! の一昔前の少年漫画のノリで泣かせてくるタイプの話です。
軍隊は、娑婆と同じ価値観で勤まるものではなく、それは経験した者にしかわからないでしょう。ある意味、(軍隊では)暴力も正義なのです。
そんな中で、個性的な面々がみせる自衛隊からの脱走計画は、個々に違っていてそれがおもしろいのです。
徴兵制がない日本では、このような書籍で、軍隊内部の生活を垣間見るしかないですからね。
わたしには、こういう生活は絶対に合わないですが。