フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

river

2020-05-04 08:54:03 | Weblog
川の絵を描いた。特に名所でもなく普段よく見る川だ。道路から見える川だ。時たま下りて河原に行くこともあるがわざわざ感がある。本流から離れた支流だから誰も気に留めない。本当はきれいな川なのにと写真を撮る。なんだか自分だけの川を撮った気がする。ここが僕のアウトドアステージ。太陽の下の隠れ家だ。というほど大げさなものではないけど。畑に行く、買い物をする、絵を描く、登山する以外のときは川っプチにいることが多い。年寄りはヒマだからね。切羽詰まった用事ってないから。        川を見ながらお茶なんかして鳥の鳴き声、風のささやきなんか聞いていると世の中のこと大したことのように思えなくなってくる。ここではマスクもないし、ソーシャルディスタンスもない。手に草の汁がついても洗わないし顔も触る。自由ってこのことなのかとふと妄想にふける。いやいや、ベアにしろエドにしろサヴァイヴァルの達人たちは家に無事に戻ることを願ってアウトドアに出かけるんだからと苦笑。昨日咲いたアミノひなげしの花、雨に打たれてその日のうちに散った。諸行無常かな。        
コメント
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