フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

banana cake

2020-05-26 08:25:34 | Weblog
朝早く起きたのでバナナケーキを南の島の女たちがやってるような感じで焼きました。つまり大雑把なネリネりした素朴なヤツです。今オーブンにはいってます。彼女たちは見た目と違って上手に焼き上げるんですが大雑把なところだけ見習ってるだけだからどうかな?アッ焼きあがったみたい。時間も温度も適当だったからどうかな?ウン、少し焦げた。まぁいいか。              味さえよければと。ゴーギャンの描くタヒチの女のように気にしない気にしないと粗熱をとる。ケーキ作りは密かな楽しみって感じがしていいね。先日山仲間のシェルパ君だったっけ。家人が留守のスキを狙ってボウル1個分のジャンボプリンを作ろうとして失敗したと言ってた。何でも家人が帰ってくる前に作って食わなきゃいけないもんだから圧力鍋で蒸したんだって。圧力釜の調整を少し間違って「茶碗蒸し」になったとさ。残念だったなぁ。あと一歩だったのに。誰もがボウル1個分のプリンって憧れるんだとわかって大笑い。実は、オレも作ったことがあるんだよね。ボウル1個分の大プリン。上手くできたからにっかり笑って大きなスプーンで掬って食べたっけ。あれは小さな器に入っていなければいけないもんだね。大きけりゃいいってもんじゃないことがその時初めてわかった。こんなこと人には言えないなと封印してたんだけどシェルパ君が同じ発想で同じことをするなんてやっぱり男には夢があるんだなぁ。とカッコつけたいところだが「いやしいジジイ」の失敗談だけのこと。シェルパ君はこのほかお菓子を家中に隠しておく癖があるとか。全部、奥さんに見つかって食べられると嘆いていた。アイツ、前世は犬だったのかな。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする