僕らが若い頃見てた映画が今では「クラシック」と言われるんだってね。1960年代、1970年代なんだけどなぁ。知らなかったなぁ。フランスの新聞見てたら「ベルモンド」が載っててね「ナニナニ?」とページを開けたら今パリではconfinementで楽しさを家庭に届けるということでベルモンドの「リオの男」とかリノヴァンチュラのなんとかとか60年代70年代の男が輝いていた時代の映画をテレビでやってるんだって。結構フランスの若者が憧れを持って観てるとのこと。いい傾向。あの時代の男たちはどことなくエレガンスがあったからね。それにしても「クラシック」とはなぁ。年を取ったもんだ。「リオの男」も「冒険者たち」も僕の中ではまだ現役なのに。クラシックっていうのは白黒でさフィルムに雨が降ってるような映画をいうのかと思ってたよ。ジャンギャバンの「現ナマに手を出すな」とか「ペペルモコ」とか「ヘッドライト」とかさ。これはこれで傑作なんだけど自分の中ではクラシックの範疇なんだ。60年、70年がクラシックと言われて、そうか自分たちも「クラシック」と言われるようになったのかと新しい発見をした気分。なんか気持ちだけで支えてた梁が折れたような、まぎれもなくクラシックだと開き直るような、複雑な心境。それでも自分の中ではまだ現役のドロンやベルモンドを真似てカッコいいジジイを演じてみるかと一人励ます。「年寄りは、ときおり空を見上げつつ」だ。元気出していこう。
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