5月9日別紙添付の能代市北羽新報のコラム欄「複眼鏡」に次のような記事が載っていました。
観桜会の季節に、シラヨの躍り食い、飯ダコの煮付け、川マスの塩焼き、松露の醤油煮が市民の待ちこがれる名物料理だった。それが今は・・・・とありました。
これも自然環境が変わったためだろうと思うが、少しでも復活できないものだろうか。と記載されておりました。
味は忘れてしましたが、私も小さい頃よく松露を採ってきては食べた記憶があります。
私が小さい頃の風の松原の風景が一変しております。最近は藪かが進行し大変です。昔採れた松露、金だけどころではありません。
昨年から風の松原内の一部ですが(約2000㎡)、を林床改良(白砂青松)を行ったところ、昨日の5月10日林床改良(白砂青松)作業を行っていたところ、作業している会員が松露を見つけました。全部で7個位見つかりました。
別紙新聞記事にありますように松露が見つかりました。やはり我々がやっている林床改良(白砂青松)は環境保全に効果があるのだと確信させられました。
北羽新報の「複眼鏡」の筆者にも見せたいぐらいです。
1年に林床改良(白砂青松)を3回行いましたが明らかに、やらない場所と比較すると全く違います(写真添付)。
10日の作業には25人の会員と県職員の人たちも5名参加してくました。これからもこのような前の自然環境を取り戻していくのも必要だと思います。
自然のままに任せるのも一案と思いますが、前人が汗水垂らして苦労して、松の木を植樹してくれたおかげで現在の能代市があるのだと思います。
やはり松を大切にするためには手入れが必要と思います。能代市は風が強いところです。松がなくなったら今の竜巻ではありませんが、その比ではないと思います。
松がなくなることは能代市がなくなることだと認識しなければならないと思います。この広い760haを管理するのは大変ですが地域住民がまとまって参加して守っていく必要があると思いました。
又昨年丁度植樹が始まって300年にあたり行事も行われましたが、特筆されることに、浅野ミヤさんが「能代砂防林の300年」という冊子を出しておりますが、後書きに「松原は大切に次の世代に引き継ぎたい。引き継ぐ事ができるかどうかは今現在能代に住む私たちが他人任せにせず、意識してそのことに対処するかどうかにかかっている」と結んでいます。
一人々の力は対したことがありませんが、参加者が一人でも多くなることでパワーを発揮します。
現在「風の松原に守られる人々の会」も昨年で10周年を迎えました。300年記念祭と合同で展示会等をして広く啓蒙活動をしております。
会員は現在130名弱ですが、会員の高齢化が進んでおり減少傾向です。それでこの趣旨にご賛同頂ければ、どなたでも構いません。他県の方でも結構です。入会して頂きたくて投稿致します。又作業に参加できなくても結構です。
作業には会員でなくてもどなたでも結構ですので参加してくださるようにお願い致します。
能代市風の松原を守るために宜しくお願い致します。
02.12年05月09日 北羽新報 「複眼鏡」
03.12年05月10日 北羽新報 風の松原白砂青松作業の記事
04.風の松原の範囲 緑色 能代市観光振興課パンフから抜粋
05.12年05月10日 風の松原 林床改良(白砂青松)作業。NHKのテレビクルーもきていました。昼と晩の地方版に放映されたようです。
06.11年09月08日 これは昨年の記録です。左側林床改良後。右側現状のままの境界線です。
07.12年05月10日 風の松原 林床改良(白砂青松)したおかげで出てきた松露です。私も50年振りで見ました。
08.12年05月10日 風の松原 林床改良(白砂青松)採れた松露ですがまだまだありました。これも林床改良(白砂青松)した環境の変化だとおもっております。
09.風の松原に守られる人々の会 入会案内。連絡先 〒016-0805 能代市大手町3-38 成田憲太郎 tel・fax0185-52-6316迄。
10.風の松原に守られる人々の会 今年の事業計画
ご協力を宜しくお願い致します。