日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ひだまり号

2020年04月04日 | 地域

 今日は二十四節の清明、万物が清々しく清く美しいころ、清く明るい気が満ちるなど春らしい意味がある。4月19日の穀雨まで続く。一方、清明とは裏腹に所在不明、神出鬼没の新型コロナの世界的大流行で世界を灰色のベールが覆っている。

 昼過ぎに立ちよった人が「錦帯橋の桜も見ごろは明日までか」と教えてくれた。ここ3日ほど車窓からでしか桜をみていないが、そういえば遠目ながら白く見える、ピンクから白に変わると桜は「さよなら、また来年」と去っていく。

 散歩の途中、JR西岩国駅に立ち寄った。年若い桜の木はしっかり花をつけているが、花を落とした枝には新緑の葉が芽吹いている。通過する列車を背景に撮ろうと待つこと数分、やって来たのは偶然だが錦川清流線の「ひだまり号」、この列車は、沿線に咲くサクラにあやかったピンク色の車体、これ以上の舞台装置はないが、なにせ腕がついていかない。

 錦帯橋の架かる清流錦川沿いを走る清流線は沿線の四季を映した車体が走る。「清流を泳ぐアユとヤマメのせせらぎ号は清流のブルー」「錦川に棲むカワセミのこもれび号は森林のグリーン」「清流沿いに群舞するホタルきらめき号は蛍の光のイエロー」ピンクと合わせ4色、どこで出会ってもいい絵、いやいやいい写真になります、おいせませえ。     (4連の写真は錦川清流鉄道HPより)
コメント
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