日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

「詳報は新聞で」今も

2020年04月08日 | エッセイサロン
2020年04月08日 中国新聞「広場」掲載

 6日朝、起床してスマートフォンを開くと「今日は新聞をヨム日」とあった。4と6で読むか、そう思いながら朝刊を開くと「春の
新聞週間」特集があった。
 私か新聞を読み始めたのは小学3年だった。どんな記事が載っていたか発表する授業があった。今思えばNIE(教育に新聞を)の始まりではなかったかと、懐かしく思い出す。
 ニュースの速報性はネットに任せても、詳報は新聞という自分流儀でいる。わが家にテレビが入ったのは1960年秋。動画ニュー
スに驚いたが、詳報は新聞で知るという習慣は今も続いている。紙面には膨大な情報が整理・分析されており、いつでも読めるという便利さが手放せない。
 新型コロナウイルスについての報道も、字句や数字を確認しながら読むことで映像とは違う怖さを知り、感染を阻止しなくてはならない必要性を強く感じる。
 特集面の見出しは「活字を読む 時代を読む」。私には活字に触れると脳トレに役立つよ、と諭すように思え苦笑した。
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