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新型コロナ調査と対策

2020年04月14日 | 生活・ニュース

 LINEと厚生労働省の名前で「新型コロナ対策のための全国調査」が一方的に送られてくる。当然だが、回答は個人を識別できない形式で統計処理される。分析・調査終了後、速やかに破棄することになっている。「統計は公開されることもあります」ということは公開しないこともあるのかと首を傾げる。今回が3回目。

 「現在の体調について教えてください」が問なので、頭を抱えて答える設問はない。項目は、今の状況は普段通り、37.5度以上の発熱、のどの痛みや強いだるさ、せきがある、それ以外の不調あり、で各項目の中から選択して回答するだけ。手間は1分ほどで済む。

 おおよそ2千数百万の人が回答しているという。設問内容から熱のある人がどのくらい、せきをする人が何%といった傾向は分かるだろうが、これを対策にどのように活用するのだろう。「厚労省さん、こんな調査より対策にいそしめ」という書き込みもあるが、おおよそ日本人の5人に1人が参加する調査は国勢調査以外にはないだろう。ぜひ対策に生かしてほしい。

 国や自治体の新型コロナウイルス対策を知るのは報道でしかない。そこから感じる国が進める対策の柱は「人命なのか」「経済なのか」どちらだろう。外出自粛要請以前からの報道を思い返すと私には後者が先にあるように感じる。コロナに関する各社の世論調査結果からもうかがえる。経済は復興できるが人命は一つしかない。自己防衛的には不要不急の外出は今までもしていないがこれを続けるしかない。 
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