日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

でかい記事で

2020年04月20日 | 生活・ニュース

 10年前になる。田植えが終わり一面緑濃い絨毯のような棚田がいく段も見下ろせる庭先で、棚田農家の苦労などを聞いた。大型の農機具が使えない、もぐらの掘ったトンネルは棚田の水抜けの原因になる、そんな話を聞いた。もぐら捕獲機を見ながらの話しは昨日のように覚えている。

 勤めをしながら、伝来の棚田を守り続ける大変さ、その苦労を感じさせない話ぶりに人柄を感じた。何度かお会いし、賀状の交換は続いている。今は私の稚拙なフェイスブックへコメントを貰っている。そのコメントには思わず苦笑するユーモアが込められている。そんな知人がL判ほどの写真入りで新聞に載った。

 中学生の修学旅行の民宿体験を受け入れることは知っていたし、1.2度その楽しさを聞いた。紙面には、横浜市の高校3年生が卒業旅行として、中学3年のとき修学旅行の民泊体験した家をもう一度訪ねたいとやって来た、という内容。修学旅行と同じソーメン流しや焼き肉で歓待、県内外の観光地も案内したとある。3人は2泊したという。

 再び別れる際に「また来んさいよ。今度は彼女と一緒にね」と声を掛けたと記事は結んでいる。知人は市内北部で過疎化が進む地域に住む。いつか修学旅行で民泊した生徒たちが、風光明媚、人情味あふれる清流の地に移住してくれたら、そんなことを思いながら記事を読み切り抜いた。
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