日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

錦帯橋祭りですが・・・

2020年04月29日 | 地域

 例年4月29日は「名勝・錦帯橋祭り」です。祭りでは、江戸時代の参勤交代を模した、奴道中や大名行列が錦帯橋を練り歩きます。また、周辺では、岩国太鼓の演奏や、岩国藩鉄砲隊による演武、由緒ある小糠踊りや南条踊り、小中高生の演奏などなど様々なイベントが行われ終日にぎわう。

 今年は新型コロナウイルス感染を懸念しては早くから中止が決まっていた。祭りの日、錦帯橋畔はもとより隣接する吉香公園は一日中にぎわう。私も、毎年カメラを携えて「今年こそはこの1枚を」と思いながら出かけるが、人込みをかき分けて前に出る度胸がなく、毎年反省しているが進歩しない。

 ステイホームの呼びかけで「外出自粛、家にいよう」への忖度か、昼過ぎの錦帯橋下川原の駐車場には10台ほどがちょっと寂しそうに止まっている。近くの土産や飲食店は戸閉、通りかかったとき錦帯橋上に人影は見えなかった。コロナを心配して、この春は桜のころにも、川原の駐車場にバスが止まっているのを見かけなかった。各観光地の困惑がよく分かる。

 観光産業の脆弱な一面が世界規模で発生している。ここ錦帯橋も、世界遺産登録への活動が行われている。アプローチはされているが目標には至らず。登録されれば観光地として世界に知れ、訪れる人の増加を期待している。しかし、観光は他人のふところ具合に左右される。それにも揺るぎない策をもって観光行政は進めてほしい。
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