日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

でかい記事で

2020年04月20日 | 生活・ニュース

 10年前になる。田植えが終わり一面緑濃い絨毯のような棚田がいく段も見下ろせる庭先で、棚田農家の苦労などを聞いた。大型の農機具が使えない、もぐらの掘ったトンネルは棚田の水抜けの原因になる、そんな話を聞いた。もぐら捕獲機を見ながらの話しは昨日のように覚えている。

 勤めをしながら、伝来の棚田を守り続ける大変さ、その苦労を感じさせない話ぶりに人柄を感じた。何度かお会いし、賀状の交換は続いている。今は私の稚拙なフェイスブックへコメントを貰っている。そのコメントには思わず苦笑するユーモアが込められている。そんな知人がL判ほどの写真入りで新聞に載った。

 中学生の修学旅行の民宿体験を受け入れることは知っていたし、1.2度その楽しさを聞いた。紙面には、横浜市の高校3年生が卒業旅行として、中学3年のとき修学旅行の民泊体験した家をもう一度訪ねたいとやって来た、という内容。修学旅行と同じソーメン流しや焼き肉で歓待、県内外の観光地も案内したとある。3人は2泊したという。

 再び別れる際に「また来んさいよ。今度は彼女と一緒にね」と声を掛けたと記事は結んでいる。知人は市内北部で過疎化が進む地域に住む。いつか修学旅行で民泊した生徒たちが、風光明媚、人情味あふれる清流の地に移住してくれたら、そんなことを思いながら記事を読み切り抜いた。
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社会的距離

2020年04月19日 | 社会 政治

 外出せず3蜜を避けることがコロナウイルス感染防止のためになる市民の行動、その行動の一つ「間隔」はかなり周知徹底されてきたように、買い物のとき感じている。レジへ並ぶ位置に「コロナウイルス感染予防のため間隔を開けてお並びください」「間隔を開けて靴型の上にお並びください」という表示、よく守られている。

 「他人との間に十分な距離をとること」「人と人が距離を開ける」、「社会的距離」などのことを「ソウシャル・ディスタレンス」と報道では日常語のように報道される。コロナウイルス感染が広まって聞き始めた言葉が多数登場したうちの一つにある。放送ではカタカナ語の後に日本訳をつけてほしい。

 言葉はともかく、心がけ一つで人との距離を保てばウイルスを貰わない、うつさないで済むなら簡単なことだ。それにはウイルス感染していないことを各自が認識して効果が出ることだ。PCR検査にたどり着くまでの報道を見ると、広報されている手順通りに進んでいないようだ。有名人だから早く検査ができた、そんな噂が広がる原因になる。

 外出抑制や休業など感染対策の項目はいくつも打ち出されている。それらは国民各々に責任を課せることで効果が表れるものが多い。命か経済かのどちらを選ぶかで選択肢も実行方法も変わる。これについては国と個人の距離を短縮接近して対策を打って欲しい。休業は要請するが保証をしないでは効果は期待通り出ない。知人は休業を決断したが周囲の自営業者も大変な状況という。選挙や政権維持のための策は危機管理にならない。
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偶然の2割引き

2020年04月18日 | 生活・ニュース

 新型コロナウイルス感染防止策で市内の小中学校は休校になっている。また、図書館や公民館、スポーツ施設など市内の数百箇所の施設が大型連休明けまで2回目の閉鎖になった。県の施設でも休館閉鎖があり、先月に続き予定が中止や見送りとなっている。閉鎖の周知は前日の夕方、もう少し余裕をもって周知して欲しい。

 そんなこともあり、書店にマスクをつけて入る。コロナのせいかいつもとは閑散としているな、そう思いながら目的の古本コーナーへ。そこは混んでいる。2㍍の社会的距離(ソーシャル・ディスタンス)を保つと本探しはできない。隣の人と接触しない様に、大きな息をしない様に本を探す。探し始めてしばらくたっていた。

 店内放送で「本日は月1度の古本サービスデーで2割引き、どうぞご利用ください」と嬉しい案内、何度か古本探しにきているが、2割引きサービスの日は初めて遭遇した。それで古本コーナーは人が多いのだ、と納得し探す方にも力が入る。

 こういう予期しない出来事に出会えるのはうれしいし、新刊本には値引きはない、古本は数分の一になっているが、さらに値下げという。こうゆうサービスはいつでも歓迎だ。このを偶然というのだろうが、販促になるだろう。たまっているポイントで支払い、相当に得した気分で店を出る。小雨が何故か心地いい。
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マスクの贈り物

2020年04月17日 | 生活・ニュース

 国による1家族2枚のマスク配達が東京都区内から始まった。総理が画面に映るときは少し小さめだが着用されているのが、今回配布のマスクかと思っている。品質は総理保証だと思うが、しかし、何故か他の閣僚は不織布製らしい大きめのマスクで、鼻から顎下までをすっぽり覆っている。閣内不一致、と笑わせた人がいた。

 マスクは入荷していないか、買い物に出かけと薬局やドラッグストアで確認するが在庫なし、入荷時期不明という何処も同じ応対か店頭掲示。緊急事態宣言が全国に発出されたが感染防止の第一線を担うマスクの品不足状況を心配する。調べてみると電話番号、郵便番号に住所、送信元のアドレスも正規、そんな通販会社からマスクの予約発送受付が送られてくる。、そんなマスクがあれば医療関係者へ渡してほしい。

 在京の知人からゆうパックが届いた。表書きに衣料品とある。開くと中は、今は超貴重品のマスクで、市販品と手作りの2種類が入っていた。この時期、何物にも代えがたい届け物に驚きと感謝しかなかった。こんな時期、感染地域からの荷物は迷惑かと思ったと気遣いされていたが、手持ちも少なくなっており大助かりです。

 マスク、病菌や埃などを防ぐために鼻や口を覆うもので、医療関係者は勤務中は外されることはない。それは当然なことで何ら不思議に思うものではなかった。マスクをかけるのは風邪を引いたときは積極的に使うが、防ぐということではあまり気にしてこなかった。今回の感染予防ということからマスクの重宝さを学んだ。今後は適当な備えを心掛けることとしたい。
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一番咲き

2020年04月16日 | 自然 季節

 今日から5月4日までは「春の土用の日」。土用といえばウナギ、スーパーの広告にはこれぞウナギという焼き加減の写真が載っている。ウナギは夏バテだけでなく土用の食材としては欠かせないようだ。そんな夏の土用は7月19日から8月6日まで、夏バテ熱中症を防ぐにはウナギや梅干しなどが良いという。

 不要不急の外出は控えるようにと強い要請が発せられている。外出をしないことが新型コロナウイルス感染防止の最高の策となっている。きつい要請は承知しているが、晴天を見計らって住宅地を離れたところにある墓へ参った。周囲に竹林があり油断するとタケノコが伸びて困る。コロナのせいではなかろうが今年は少し少ない。墓掃除で汗ばむ初夏のような春の土用だった。

 10数年も前になろうか、バラが恋人という人から一鉢のバラをもらった。それには私のブロガー名が記してあった。花の咲き始めと終わったときに肥料を施し、伸びた枝は知識がないので無作為に切り落とす。花の咲く時期は葉の状態を見ながら虫よけの消毒をする。鉢の表面が乾けば水をやる。こんなことしか世話はしないが近所の人から褒められるほど花が咲く。昨日、今年の一番咲きが鮮やかな色でお目見え、期待できそうだ。

 孫が就活中、コロナの影響でほとんどWebでやっているので接触はかなり少ないという。コロナで日本だけでなく世界経済を大幅に低下させている。そのため就活市場は売り手市場が一気に暗転した。2022年までコロナは続く観測もあるが、希望の職種で早くバラの花が咲くことを遠くから祈しかない。
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おいしい

2020年04月15日 | 地域

 市内で60年続いた日本料理店が今月末で閉店、そのわけは店主ご自身の高齢化を理由に決断されたという。現役時代には外勤したとき昼食、同期との宴会、出張で来た人が瀬戸内の魚を希望すれば案内、そんなことで何度か足を運んだ店。退職してからは暖簾をくぐることはなかったが、店の前を通るとき店主の味を懐かしく思い出していた。

 ある時、出張で来た本社の同僚を案内した。刺し身を口にした同僚が「やっぱり瀬戸内海の魚はおいいしい」と口にした。「お客さん、どんなにおいしいですか」と店主から問われた。続けて「ネタに自信はありますが、経験のため皆さんに聞いておりまして」と真剣な顔だった。同僚の答えは忘れたが、代替わりして間もなくのころだった。

 「おいしい、ジューシー、うまい」など食べ物レポ番組で聞く第一声。次を待つが第一声を説明する形容詞が出てこない。一流のものだからうまいのは当たり前、どんなにおいしいのか、うまいのか見ているほうは待っているが出てこない。「おいしい料理をいただいて、おいしいだけでは言葉として貧弱です」と評した文を読んだことがる。和食料理店主の、どんなにうまいのか知りたい気持に通じる。 

 「引き際が肝心だ」、ある地位から身を引くときに使う。店主の「高齢化」が閉店というその裏には、いくつもの成し遂げたという思いがあり、引き際とされたのだろう。最近、自治体の起業支援で今風の飲食店が幾店も誕生している。そうした背景が伝統ある店舗を閉めさせることになっていなければいいのだが。本当にご苦労様でした。
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新型コロナ調査と対策

2020年04月14日 | 生活・ニュース

 LINEと厚生労働省の名前で「新型コロナ対策のための全国調査」が一方的に送られてくる。当然だが、回答は個人を識別できない形式で統計処理される。分析・調査終了後、速やかに破棄することになっている。「統計は公開されることもあります」ということは公開しないこともあるのかと首を傾げる。今回が3回目。

 「現在の体調について教えてください」が問なので、頭を抱えて答える設問はない。項目は、今の状況は普段通り、37.5度以上の発熱、のどの痛みや強いだるさ、せきがある、それ以外の不調あり、で各項目の中から選択して回答するだけ。手間は1分ほどで済む。

 おおよそ2千数百万の人が回答しているという。設問内容から熱のある人がどのくらい、せきをする人が何%といった傾向は分かるだろうが、これを対策にどのように活用するのだろう。「厚労省さん、こんな調査より対策にいそしめ」という書き込みもあるが、おおよそ日本人の5人に1人が参加する調査は国勢調査以外にはないだろう。ぜひ対策に生かしてほしい。

 国や自治体の新型コロナウイルス対策を知るのは報道でしかない。そこから感じる国が進める対策の柱は「人命なのか」「経済なのか」どちらだろう。外出自粛要請以前からの報道を思い返すと私には後者が先にあるように感じる。コロナに関する各社の世論調査結果からもうかがえる。経済は復興できるが人命は一つしかない。自己防衛的には不要不急の外出は今までもしていないがこれを続けるしかない。 
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マスクを試作

2020年04月13日 | 生活・ニュース

 新型コロナウイルス、「患者の30%が無症状の不顕性感染、50%が軽症、残り20%が中程度から重度。2.5%くらいが人工呼吸器とかICUになる。これを裏返せば、3割くらいは症状がなくてウイルスを運んでいることになる」。これは自衛隊中央病院のデーターを見た専門家のまとめ。その上で「混雑しているところで、自分は関係ないという人が感染して移している可能性がある」としている。

 不要不急の外出をしない、マスクをすることがうつさない、うつされない備えになる。そのマスク、466億円かけて1家庭2枚が届く予定だが、感染地域から配布なので当地は2カ月くらい先という観測もある。マスクはどこの売り場にも売り切れと入荷未定の掲示で入手は困難な状態が続いている。国は今月7億枚充足と説明しているが所在は何処。ということで洗濯できる手作りマスクが不足を補っている。
 
 靴下にハサミを4回入れるだけでマスクができることを知人のFBで知った。私にも出来ます、似たような昔のCMを思い出しながらやってみた。確かに4回ハサミを使うとマスクになった。キッチンペーパーを筒状の中に忍ばせれば完成。試作ながらフィットしていい感じだ。外出用にはひと工夫欲しいが、緊急用には使える。伸縮性のある靴下を使うほうが良い。

 今朝、登校する児童らのほとんどはマスクをつけていた。そんな姿を見ながら学校も対策に苦労されているだろうと思いながら見送った。今夕18時過ぎ、「新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、4月15日から同28日まで、市内小・中学校及び玖珂幼稚園において臨時休業の措置をとることを決定」された。再び休校、子供へのしっかりしたフォローを願います。
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ウイルスの力

2020年04月12日 | 生活・ニュース

 いやな奴を「ウイルスだ、細菌だ、ガンだ」などいう。使ったことがあるかもしれない、と思い返してみるが記憶が蘇ってこない。そんなウイルスや細菌とは何だろう。知人が医者から聞いた解説にこうある。「ウイルスは油とタンパク質と核酸の塊で、生き物ではない。細菌は餌と混ぜて容器に入れておいたら培養できるが、ウイルスは生き物ではないので培養できない。体内に入り、体の中にある細胞と反応を起こして増える」。

 身近にウイルスを感じるにはインフルエンザ、これは何度か経験したが簡単な検査で診断ができ、治療薬もワクチンもある。B型やC型肝炎もウイルスによるもの。C型は内服薬でウイルスを排除する薬が登場、従来の治療では十分な効果が得られなかった患者にも効果が出たという。今の新型コロナウイルスにもこうした治療薬やワクチンを早期に登場させるよう、財政的な支援を世界中の為政者に願いたい。

 今月の初め書かれた新型コロナウイルス感染について「これから起こること」として「都会から地方に広がっていきます」とした説明がある。そこには「実家に帰ってきた家族を快く迎える方法」として「帰る人はうつしたくない、迎える人はうつされたくない」、それを実践する方法が絵入りで載っている。わかりやすいとページを繰った。

 帰省した専門学校の学生が市内で初の感染者となった。気の毒なのは入学式の翌日から休校となり親元に帰省したという。帰省後から外出はしていないということが少し安心させる。ほかにモヤモヤした情報もあるようだが、感染拡大阻止には正確な情報公開が必要だ。
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桜の中継カメラ

2020年04月11日 | 地域

 小学校周囲の桜、歩道を桜模様に変えるほど散り始めた。入学式が終わりほっとしたのか、安心したのか、新緑の葉に押されるように散り急いでいる。来年も咲きます、在校生にそんな呼びかけをしているように静かに舞っている。

 錦帯橋とその周辺の桜が織りなす光景は地元が誇る自慢だが、ここでも花びらが散り始めた。そんな錦帯橋の桜をつぼみのころからレポートしてくれたのは民放の固定カメラだった。錦帯橋畔にある岩国国際観光ホテルの4階に設置されている。カメラは錦帯橋を俯瞰する絶好の位置、日々、刻々変わる桜の様子を教えてくれる。この映像を毎年楽しみにしている。 

 その固定カメラはホテルを見上げると見える。三脚らしき台につけられたカメラ、何の飾りもない白い四角な箱が取り付けてあるだけに思える。しかし、その箱からの映像を見ると単なる箱でなく、その中に見る人を満足させる機能が充満していることがわかる。ローカルだけでなく、全国にこの映像が届くようにならないだろうか。

 在京・ローカルを問わずTV各局は独自のお天気カメラを備えている。それは、四季折々の光景に長い日本列島を感じさせたり、人を服従させる地震など自然の威力や猛威を教えたり、深呼吸したくなるような青空を見せてくれたりと意味ある働きを担っている。いつまでも安穏とした日本の姿を伝えるカメラであって欲しい。
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