前の記事に、「まゆゆ」さん、欠伸芝さん、からコメントをいただいて、やはり聴かなければなるまいと決心し、『地下鉄のTeddy Boy』『服を着た王様』『未来の恋人』の3曲を配信で購入した。
まゆゆのソロ曲『未来の恋人』は衝撃的だった。
イントロ、歌いだしの「あー」、間奏が、松田聖子の『青い珊瑚礁』にそっくり。これは絶対にわざと似せて作っている。
『バレンタイン・キッス』のカップリング曲『夕陽のいじわる』のイントロ、アレンジは、柏原芳恵『ハローグッバイ』に酷似していた。まゆゆのソロ曲では、昭和アイドルのパロディをシリーズでやるつもりなのだ。
そう考えて、遡って『青春のフラッグ』のカップリング曲『軟体恋愛クラゲっ子』を聴いてみると、これはまるで小泉今日子『ヤマトナデシコ七変化』ではないか。当時から気づいていた人も多いに違いない。
ほかのソロ曲も聴いたが、上記3曲のようにあからさまに元歌があるとは思えなかった。
『麻友のために』は、強いて言えば中山美穂の『色・ホワイトブレンド』に似ている。『風のバイオリン』は似ている曲を思いつかなかった。
昭和アイドルのパロディは、最近の3曲からはじまったのだろう。
『未来の恋人』の歌詞は、『青い珊瑚礁』とは全く似ていない。松田聖子に『未来の花嫁』というアルバム曲があるが、むしろそっちに近い。
「あなたは今は友達だけど、いつか私の恋人になるでしょう」と予言する歌だ。可愛い歌声で、「その時、今日の私の微笑みの意味を知るでしょう」と自信満々だ。確かにまゆゆにロックオンされたら逃れようがない。
「教会の鐘が鳴ったら、好きと言わせて、私の方からね」と、一見健気そうだが、「教会の鐘が鳴ったら」とはおそらく結婚式の時という意味で、彼から告白されて付き合って、ゴールインの時におもむろに「私もあの時から好きだったのよ」と言うつもりなのだ。
こう書くと、自信過剰で鼻持ちならない女に思えるが、まゆゆならそれが似合ってしまうのだ。
『地下鉄のTeddy Boy』は、通勤電車で一目惚れという、定番のシチュエーションだ。
朝から「タトゥやピアス」でガムを噛んでいる一見怖そうな男(多分普通の高校生ではない)に、少し親切にされたからと言って、「やさしさを隠しているクールなタイプ」と「しびれて」しまうのは、明らかに気の迷い、まさに「恋はブラインド」そのものだろう。
同じ時間の地下鉄に乗って、偶然の再会を果たす前に、熱が冷めることを切に願いたい。
『服を着た王様』は、応援歌だ。世界水泳の応援歌だそうだが、サッカーのイメージだ。
「服を着た王様」とは、裸の王様ではない、周りから支持される頼りがいのある王様という意味だ。「汗をかくリーダー」という表現もある。ペレや中田英寿も「王様」と呼ばれたが、現在ではやはり澤穂希を思い浮かべる。
澤と言えば、1986年のサッカーアニメ『がんばれ、キッカーズ』の主題歌『君は流れ星』(西村知美)には、「撫子の花のように愛してみたい」という歌詞があるが、のちに女子サッカー日本代表が「なでしこジャパン」と命名されたこととは無関係、偶然なのだろう。
いずれにせよ、この3曲とも、200円で購入した価値は充分。配信を利用したのは初めてだが、1曲200円ならリーズナブルだ。
これからはこの作戦で行こう。
まゆゆのソロ曲『未来の恋人』は衝撃的だった。
イントロ、歌いだしの「あー」、間奏が、松田聖子の『青い珊瑚礁』にそっくり。これは絶対にわざと似せて作っている。
『バレンタイン・キッス』のカップリング曲『夕陽のいじわる』のイントロ、アレンジは、柏原芳恵『ハローグッバイ』に酷似していた。まゆゆのソロ曲では、昭和アイドルのパロディをシリーズでやるつもりなのだ。
そう考えて、遡って『青春のフラッグ』のカップリング曲『軟体恋愛クラゲっ子』を聴いてみると、これはまるで小泉今日子『ヤマトナデシコ七変化』ではないか。当時から気づいていた人も多いに違いない。
ほかのソロ曲も聴いたが、上記3曲のようにあからさまに元歌があるとは思えなかった。
『麻友のために』は、強いて言えば中山美穂の『色・ホワイトブレンド』に似ている。『風のバイオリン』は似ている曲を思いつかなかった。
昭和アイドルのパロディは、最近の3曲からはじまったのだろう。
『未来の恋人』の歌詞は、『青い珊瑚礁』とは全く似ていない。松田聖子に『未来の花嫁』というアルバム曲があるが、むしろそっちに近い。
「あなたは今は友達だけど、いつか私の恋人になるでしょう」と予言する歌だ。可愛い歌声で、「その時、今日の私の微笑みの意味を知るでしょう」と自信満々だ。確かにまゆゆにロックオンされたら逃れようがない。
「教会の鐘が鳴ったら、好きと言わせて、私の方からね」と、一見健気そうだが、「教会の鐘が鳴ったら」とはおそらく結婚式の時という意味で、彼から告白されて付き合って、ゴールインの時におもむろに「私もあの時から好きだったのよ」と言うつもりなのだ。
こう書くと、自信過剰で鼻持ちならない女に思えるが、まゆゆならそれが似合ってしまうのだ。
『地下鉄のTeddy Boy』は、通勤電車で一目惚れという、定番のシチュエーションだ。
朝から「タトゥやピアス」でガムを噛んでいる一見怖そうな男(多分普通の高校生ではない)に、少し親切にされたからと言って、「やさしさを隠しているクールなタイプ」と「しびれて」しまうのは、明らかに気の迷い、まさに「恋はブラインド」そのものだろう。
同じ時間の地下鉄に乗って、偶然の再会を果たす前に、熱が冷めることを切に願いたい。
『服を着た王様』は、応援歌だ。世界水泳の応援歌だそうだが、サッカーのイメージだ。
「服を着た王様」とは、裸の王様ではない、周りから支持される頼りがいのある王様という意味だ。「汗をかくリーダー」という表現もある。ペレや中田英寿も「王様」と呼ばれたが、現在ではやはり澤穂希を思い浮かべる。
澤と言えば、1986年のサッカーアニメ『がんばれ、キッカーズ』の主題歌『君は流れ星』(西村知美)には、「撫子の花のように愛してみたい」という歌詞があるが、のちに女子サッカー日本代表が「なでしこジャパン」と命名されたこととは無関係、偶然なのだろう。
いずれにせよ、この3曲とも、200円で購入した価値は充分。配信を利用したのは初めてだが、1曲200円ならリーズナブルだ。
これからはこの作戦で行こう。