『乱童』花束事件…あの日のことは、よ~く覚えてる。
僕は、吹奏楽の世界にずっといるので、恩師や先輩,友人や知り合いなんかが出てるコンサートに行く時は、花束(or花)やプレゼント,差し入れ等、そういうのを贈ったり、贈られたり…もう、そういうのが普通で、習慣になってた。
そして、あの日も、いつものように、劇場から結構距離のある花屋さんに飛び込んだんだ。
僕:(なっちゃんの写真を見せながら)あの…この子のイメージで、花、作ってほしいんですけど…6000円分、おまかせで!(僕としては、公演2回分という意味)
花屋:はい! 娘さん…ですか?
僕:まぁ、そんなもんす。今日の舞台、頑張れるように…お姉さんのセンスでお願いします。
花屋:はい!承知しました。じゃあ、ちょっと、お時間を頂いて…。
出来上がったのを見て、ふ~ん! なっちゃんのイメージは、イエローなんだ…。
イエローとグリーンを軸に、オレンジ,オフホワイト…。でも、さすが、プロ! 見事なバランスだな…と。
で、それを抱えて、劇場(2F?)ホール前ロビーに、やっと着いた時、もう、愕然としたよ。
"花束もってる人なんていね-!"
"男性声優の人って、こんなに人気あるんだ…てか、女ばっかり-!"
"俺、完全に浮いてる~!"
僕としたら、(吹奏楽の)会場で、いつもやってることだから、ふつうだったんだけど、あんな恥ずかしい感じったらなかったよ。
そして、大注目の中、全身黒づくめの怪しい男が、黄色い花束を持って、女だらけの中をあえて堂々と、映画『レオン』のように…。
"あれ、なんか、すいてるぞ?"…でも、受付の人に言われたよ。
"あの、開場の方、○時になっておりまして…"
(開場時間)30分、間-違-えたぁ-! 忘れないよ、戻っていく時の好奇の目と、それからの地獄のような時間は。
やっと開場…でも、その時、初めてわかったんだ。
個人の花って、意外に少ないんだな。
みんな、小さなお菓子的な箱&包みなんだな…って、そっちかよ。
ところで、花って、不思議な力があると思う。
ただし、それは、あげるのも、もらうのも、タイミングがメッチャ重要で…。
あと、劇場の贈り物って、(そこのスタッフにもよるけど)花だけが、開演前、あるいは、その人の出番前に、その人の楽屋,その人の元へ届く可能性を持っているんだよね。
実は、盲点なんだな。(ちなみに、その他の贈り物は、終演後、たぶん、なっちゃんの場合は、一括して、事務所の方で、一時預かりになると思う)。
ぶっちゃけ、花って、終演後の楽屋で見た時、"嬉しい…んだけど、帰りどうしよ? 家に置いとける? このままやと捨てられるのかな?"…そんなことが、一瞬よぎるけど、開演前のタイミングで、それを見たなら、それは、その人の「小さな勇気」になる。
僕、そんな経験をしてきたよ。
高校生の時、大学生の時、そして、社会人になってから…"集中したいやろ!"って気の使い方をされて、指揮者用の楽屋を用意してくれるんだけど、正直、いらんのよね。
本音は、みんなとワーワーやりたいんだ。
本当は、怖いもん…この扉をあけて、ステージに出て行くのが、20cm高い台に上がるのが、1人だけ、大勢の視線を背中に受けるのが…。
でも、ポッツーン。
結局、飲みたくもないコーヒーばかり飲んでる不安を誤魔化しているだけの時間。
そんな時、いつも助けてくれていたのが、花だった気がする。
今となっても、鮮烈な記憶…。
"花、来てま-す!"
スタッフの人が、開演前、何気なく(事務的に)置いていく個人名義…僕あての花。
"香り"ってこともあるのかな?
とにかく、癒されてた…そして、落ち着くんだ。
8畳ぐらい…あまりに殺風景な部屋で、僕は、実感してた…"勇気を貰ってる!"って。
たぶん、僕は、人よりも開演前の花の威力を知ってると思う。
だから、なっちゃんにも、花を贈りたくなる。あの時(今もだけど)、味わったのと同じ幸せを、なっちゃんにもあげたい。
"頑張れよ!"…花の力で、なっちゃんの余計な緊張感と恐怖感を、1回、丹田の下のとこに、スーッ!って、鎮めさせておきたい。
僕は、(なっちゃんの)"紫のバラの人"ならぬ、"黄色いチューリップの人(仮)"になりたいんだよね。
ちなみに、あの時の花屋のお姉さんによると、なっちゃんから連想される花の種類は、"黄色のカラー"(水芭蕉みたいなやつ)なんだそうだ。
花言葉は、"乙女のしとやかさ,素晴らしい美,夢のように美しい"
あれっ?
あの花屋、なっちゃんをかいかぶりやがって…。
つーか、完全に花言葉負けしてるじゃないか!
なっちゃんに対して、失礼じゃないか…俺が。
でも、今回は、そんな時間なさそうだなぁ。横浜もそんなに知らないし…。
僕は、吹奏楽の世界にずっといるので、恩師や先輩,友人や知り合いなんかが出てるコンサートに行く時は、花束(or花)やプレゼント,差し入れ等、そういうのを贈ったり、贈られたり…もう、そういうのが普通で、習慣になってた。
そして、あの日も、いつものように、劇場から結構距離のある花屋さんに飛び込んだんだ。
僕:(なっちゃんの写真を見せながら)あの…この子のイメージで、花、作ってほしいんですけど…6000円分、おまかせで!(僕としては、公演2回分という意味)
花屋:はい! 娘さん…ですか?
僕:まぁ、そんなもんす。今日の舞台、頑張れるように…お姉さんのセンスでお願いします。
花屋:はい!承知しました。じゃあ、ちょっと、お時間を頂いて…。
出来上がったのを見て、ふ~ん! なっちゃんのイメージは、イエローなんだ…。
イエローとグリーンを軸に、オレンジ,オフホワイト…。でも、さすが、プロ! 見事なバランスだな…と。
で、それを抱えて、劇場(2F?)ホール前ロビーに、やっと着いた時、もう、愕然としたよ。
"花束もってる人なんていね-!"
"男性声優の人って、こんなに人気あるんだ…てか、女ばっかり-!"
"俺、完全に浮いてる~!"
僕としたら、(吹奏楽の)会場で、いつもやってることだから、ふつうだったんだけど、あんな恥ずかしい感じったらなかったよ。
そして、大注目の中、全身黒づくめの怪しい男が、黄色い花束を持って、女だらけの中をあえて堂々と、映画『レオン』のように…。
"あれ、なんか、すいてるぞ?"…でも、受付の人に言われたよ。
"あの、開場の方、○時になっておりまして…"
(開場時間)30分、間-違-えたぁ-! 忘れないよ、戻っていく時の好奇の目と、それからの地獄のような時間は。
やっと開場…でも、その時、初めてわかったんだ。
個人の花って、意外に少ないんだな。
みんな、小さなお菓子的な箱&包みなんだな…って、そっちかよ。
ところで、花って、不思議な力があると思う。
ただし、それは、あげるのも、もらうのも、タイミングがメッチャ重要で…。
あと、劇場の贈り物って、(そこのスタッフにもよるけど)花だけが、開演前、あるいは、その人の出番前に、その人の楽屋,その人の元へ届く可能性を持っているんだよね。
実は、盲点なんだな。(ちなみに、その他の贈り物は、終演後、たぶん、なっちゃんの場合は、一括して、事務所の方で、一時預かりになると思う)。
ぶっちゃけ、花って、終演後の楽屋で見た時、"嬉しい…んだけど、帰りどうしよ? 家に置いとける? このままやと捨てられるのかな?"…そんなことが、一瞬よぎるけど、開演前のタイミングで、それを見たなら、それは、その人の「小さな勇気」になる。
僕、そんな経験をしてきたよ。
高校生の時、大学生の時、そして、社会人になってから…"集中したいやろ!"って気の使い方をされて、指揮者用の楽屋を用意してくれるんだけど、正直、いらんのよね。
本音は、みんなとワーワーやりたいんだ。
本当は、怖いもん…この扉をあけて、ステージに出て行くのが、20cm高い台に上がるのが、1人だけ、大勢の視線を背中に受けるのが…。
でも、ポッツーン。
結局、飲みたくもないコーヒーばかり飲んでる不安を誤魔化しているだけの時間。
そんな時、いつも助けてくれていたのが、花だった気がする。
今となっても、鮮烈な記憶…。
"花、来てま-す!"
スタッフの人が、開演前、何気なく(事務的に)置いていく個人名義…僕あての花。
"香り"ってこともあるのかな?
とにかく、癒されてた…そして、落ち着くんだ。
8畳ぐらい…あまりに殺風景な部屋で、僕は、実感してた…"勇気を貰ってる!"って。
たぶん、僕は、人よりも開演前の花の威力を知ってると思う。
だから、なっちゃんにも、花を贈りたくなる。あの時(今もだけど)、味わったのと同じ幸せを、なっちゃんにもあげたい。
"頑張れよ!"…花の力で、なっちゃんの余計な緊張感と恐怖感を、1回、丹田の下のとこに、スーッ!って、鎮めさせておきたい。
僕は、(なっちゃんの)"紫のバラの人"ならぬ、"黄色いチューリップの人(仮)"になりたいんだよね。
ちなみに、あの時の花屋のお姉さんによると、なっちゃんから連想される花の種類は、"黄色のカラー"(水芭蕉みたいなやつ)なんだそうだ。
花言葉は、"乙女のしとやかさ,素晴らしい美,夢のように美しい"
あれっ?
あの花屋、なっちゃんをかいかぶりやがって…。
つーか、完全に花言葉負けしてるじゃないか!
なっちゃんに対して、失礼じゃないか…俺が。
でも、今回は、そんな時間なさそうだなぁ。横浜もそんなに知らないし…。