指原莉乃 スキャンダルに見る“ペンによる暴力”(総選挙分析ライター)
6月14日(木)発売の「週刊文春6月21号」によって暴露された指原莉乃の過去のスキャンダルは、6月15日(金)に放送されたオールナイトニッポンでAKB48の総合プロデューサー秋元康氏が指原に「HKT48への移籍」を命じたことで終息に向かいつつある。
指原は6月6日の選抜総選挙で4位に大躍進したことに加えて、6月12日のTBSで放送された「火曜曲!」の生中継では、来年総選挙で1位の可能性が語られるほどの注目株だっただけに、ファンにとってはまことに残念な事態となった。
今回の騒動でファンも大きなショックを受けたが、精神的にも肉体的にも一番大きなダメージを受けたのは、渦中の人「指原莉乃」本人であり、そのご家族である。
暴露記事の内容の時期は2008~9年、指原が研究生から正規メンバーに昇格しチームBのメンバーとなった15~16歳のときのもの。AKB48総合プロデューサー秋元康氏の言葉を借りれば「AKB48の自覚が足りなかった」という表現になるが、指原に同情するなら15~16歳で、今とは違い、まだまだ子供でしっかりした判断力がなかったと言える。
指原の躍進はスキャンダルの時期の後に始まっており、2009年10月放送の週刊AKBの企画でバンジージャンプに失敗しヘタレの愛称を得て、2010年4月にブログ開設、2011年は「さしこのくせに」でブレイクしている。したがって、スキャンダル記事は、ここ3年の指原の努力が見える前の時期のものである。
そのような古い過去のスキャンダルを特定者の密告に基づき選抜総選挙が終わった翌週にぶつけてくることに悪質・計算・陰湿性を強く感じる。
すなわち、この暴露された記事は、ここ3年にわたる指原の努力(秋元氏は「這い上がってきた」と表現)を打ち砕き、指原を徹底的にたたきつぶすことしか目的と役割を持っていない。(AKBのキャプテン高橋みなみは、「努力は必ず報われる」と言ったが、その指原の努力の成果をたたき潰した。)
一方で、記事を掲載した文藝春秋社と情報提供者は経済的利益を得たほか、もし、この情報提供者が指原に悪意を持っていたとすれば、この情報提供者の指原に対する復讐に加担した可能性もある。
他方で、暴露された指原はAKB48の規律違反となる誤解を招くような行動を過去にとった責任としての処分(AKBからHKTへ移籍、博多転居)を受けたことに加えて、個人情報とプライバシーの重大な侵害による精神的・肉体的苦痛(嘔吐、過呼吸)まで受けている。恋愛禁止に違反した処分はしかたないとしても、必要以上の暴露記事で本人やご家族が苦しむのはおかしい。
そもそも、暴露記事というのも限度があり、記事のなかに事実が含まれる可能性を想定しておかないと、今回のように指原が「本当じゃないですし、本当ですし。」とあいまいな態度をとった場合、必要以上の個人情報とプライバシーが白日のもとにさらされている可能性がある。すなわち、文藝春秋社は指原がAKB48の規律である恋愛禁止を破ったということを指摘するに足る情報開示にとどめなければならないものを、出版社という強者の立場を利用して弱者を徹底的に叩き潰すような情報を流してはならない。本人やご家族の名誉がズタズタになっている。
まして、指原はしっかりしているとは言えまだ19歳の未成年、暴露情報は何度も言うように指原が15~16歳のときのものである。こんな子供のときの情報をよく実名で流すものだ。一方で、情報提供者の名前は伏せたまま。情報提供者の名前を伏せるなら指原の名前も伏せろと言いたい。良識もへったくれもあったものではない。
これは、まさしく“ペンによる暴力”以外の何者でもない。特定の個人を標的と定め、あるシナリオのもとに綿密に計算して組織力を動員してたたき潰す。少し前に検○庁がとった構図とまったく同じ。恐ろしくなる。
指原とそのご家族は失意の底。他のメンバーも、もし気になる過去を持っていたら、自分もいつか刺されるのではないかと恐怖にかられる。ひょっとしたらつきあった相手から同様のネタでゆすりにあうかもしれない。
一方で、文藝春秋社と情報提供者は、自分たちがたたき潰した指原を見て、「計算どおり。潰しに成功。予想以上の反響。よし次の標的を探そう。」と今頃美酒に酔いしれているだろう。
これが日本のオピニオンリーダー、芥川賞の文藝春秋社のやることか!と言いたい。自分の子供にあてはめたとき、文藝春秋の社員はこんなことまで書けるのか?
努力をして這い上がってきた指原が犠牲者・被害者(努力は報われない)となり、陰湿な加害者の文藝春秋社はこのままにしておいてよいのか?
今まで「文藝春秋」をよく買っていたが、今回の件でつくづく愛想が尽きたので、文藝春秋社の本は金輪際買わないことにした。
以上
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指原の躍進はスキャンダルの時期の後に始まっており、2009年10月放送の週刊AKBの企画でバンジージャンプに失敗しヘタレの愛称を得て、2010年4月にブログ開設、2011年は「さしこのくせに」でブレイクしている。したがって、スキャンダル記事は、ここ3年の指原の努力が見える前の時期のものである。
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一方で、記事を掲載した文藝春秋社と情報提供者は経済的利益を得たほか、もし、この情報提供者が指原に悪意を持っていたとすれば、この情報提供者の指原に対する復讐に加担した可能性もある。
他方で、暴露された指原はAKB48の規律違反となる誤解を招くような行動を過去にとった責任としての処分(AKBからHKTへ移籍、博多転居)を受けたことに加えて、個人情報とプライバシーの重大な侵害による精神的・肉体的苦痛(嘔吐、過呼吸)まで受けている。恋愛禁止に違反した処分はしかたないとしても、必要以上の暴露記事で本人やご家族が苦しむのはおかしい。
そもそも、暴露記事というのも限度があり、記事のなかに事実が含まれる可能性を想定しておかないと、今回のように指原が「本当じゃないですし、本当ですし。」とあいまいな態度をとった場合、必要以上の個人情報とプライバシーが白日のもとにさらされている可能性がある。すなわち、文藝春秋社は指原がAKB48の規律である恋愛禁止を破ったということを指摘するに足る情報開示にとどめなければならないものを、出版社という強者の立場を利用して弱者を徹底的に叩き潰すような情報を流してはならない。本人やご家族の名誉がズタズタになっている。
まして、指原はしっかりしているとは言えまだ19歳の未成年、暴露情報は何度も言うように指原が15~16歳のときのものである。こんな子供のときの情報をよく実名で流すものだ。一方で、情報提供者の名前は伏せたまま。情報提供者の名前を伏せるなら指原の名前も伏せろと言いたい。良識もへったくれもあったものではない。
これは、まさしく“ペンによる暴力”以外の何者でもない。特定の個人を標的と定め、あるシナリオのもとに綿密に計算して組織力を動員してたたき潰す。少し前に検○庁がとった構図とまったく同じ。恐ろしくなる。
指原とそのご家族は失意の底。他のメンバーも、もし気になる過去を持っていたら、自分もいつか刺されるのではないかと恐怖にかられる。ひょっとしたらつきあった相手から同様のネタでゆすりにあうかもしれない。
一方で、文藝春秋社と情報提供者は、自分たちがたたき潰した指原を見て、「計算どおり。潰しに成功。予想以上の反響。よし次の標的を探そう。」と今頃美酒に酔いしれているだろう。
これが日本のオピニオンリーダー、芥川賞の文藝春秋社のやることか!と言いたい。自分の子供にあてはめたとき、文藝春秋の社員はこんなことまで書けるのか?
努力をして這い上がってきた指原が犠牲者・被害者(努力は報われない)となり、陰湿な加害者の文藝春秋社はこのままにしておいてよいのか?
今まで「文藝春秋」をよく買っていたが、今回の件でつくづく愛想が尽きたので、文藝春秋社の本は金輪際買わないことにした。
以上
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