発売日直前に積雪50センチ弱の大雪に見舞われて、発売された事すらすっかり忘れていたトミックスのキハ35系(タラコ色)。
その後も天気は安定せず、7日朝には10センチの積雪。21日にはまた寒波襲来の予定。そんな中18・19の土日は、天気は悪いが気温は高いという、ややこしそうな天気。
で、小雨が降ったりやんだりの18日、キハ35を受け取りに久しぶりに模型屋さんへ。
キハ35・36のセットと、キハ30のM・T、キハ35のTの5両と、猫屋線パーツのお買い上げ。
キハ35自体は、すでにKATOのを持っているのだが(国鉄色・タラコ色共)、KATOのキハシリーズがその後何の展開もなく、また告知等も全くなされていない状況が続いていたため、KATOのキハに見切りをつけ、ダブルこと承知でトミックスのキハ35系に手を出した。
トミックスのキハ35系は、国鉄色で最初出た際は、キハ36の設定がなかった。今回のタラコ色セットではこのキハ36が入っていることも新鮮。
国鉄色の時は、キハ35だけ買って、キハ30はあえて買わなかった。
しかしタラコ色では、キハ30も揃えることに。キハ30自体はあまり見かけたことも乗った記憶もないのだが、タラコ色の魔力で買ってしまった。
キハ35と36の違いは、便所の有無(だけ)。妻面まで窓があるのが36。
その便所のせいで、側面の窓割も違っている。右側の一個だけ独立窓があるのが35。あの窓の反対側が便所。あの窓の部分にだけ妻面を背にしたクロスシートがある。
その昔、東京へ行くために大垣夜行を使った際、時間があったので関西本線経由で桑名まで行ったときに、奈良駅で入ってきた名古屋行きがキハ35の2連だったのには参った。1本後にすると2時間ほど空いてしまうし、何より桑名から先の養老線が、、、。この便所横のクロスシートに延々2時間以上座っていったのだが、当時の奈良区のキハ35の汚さは折り紙済み。
キハ35に乗った記憶は、悪いのしかないのだが、なぜか模型化されるとうれしくなるのは、、、。
KATOのキハ35系との大きな差は、ステンレスの900番台の有無。900番台自体は、映像で見るだけで見たことも乗ったこともない。ただなぜかこの900番台、再生産するたびにあっという間に売り切れる。関西ではなじみがないはずなのに、なぜか売り切れる。まぁトミックスに作ってほしいとは思わないけど。
そして猫屋線。
買ったのはこれ。
TT03Rは、ウエイトが欲しいだけ。
「待合室」は、模型屋のおじさんが、「問屋にこれだけ残っている、何かいるもんないか?」とセールスしてきたので、トタン板の作りが見たかったこともあり、買った物。中身は、
箱の大きさのわりに、スカスカ。
木の板にトタンを張り付けた構造になっており、木の板(内側になる面)はウエザリング済みと言う芸当を見せてくれる。
単なる掘立小屋と言うには、しっかり作ってあり、壁側には、ベンチも設置済み。
この待合室でいいのは、
このポスターパーツ。
当然この大きさの待合室に、全部必要ない、と言うことは、、、。
模型屋さんを出るときには、当然、次回の予約もしてきました。
◎土曜日早朝に再放映している「新日本紀行」、18日放送はなんと「木曾森林鉄道」
廃止2年前の様子を淡々ととらえている。理髪車は有名だが、ロータリー除雪車は知らなかった。
ぜひとも猫屋線のラインナップに、湘南顔の機関車ともども加えてほしいものだ(買うとは言わないけど)。
来週(25日)は、山口線にC57が復活した時の回らしい。鉄道ものが2週連続と言うのも珍しい。