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てらまち・ねっと



 四日市の石原産業の工場敷地内の不法投棄と汚染のことを調べていたら、昨年来の東京の築地市場の移転地の汚染問題の記事がいくつも出てきた。

 石原産業のフェロシルト不法投棄問題でも、それが全国区のニュースになったのは警察が捜査に入ってから。
 岐阜県庁の裏金問題でも、全国区のニュースになったのは発覚から1ヵ月後。
 ローカルな大事件が全国区ニュースにならずに忘れられていくことも少なくない。

 もっとも、石原産業のことは、「ホスゲン」問題でもすぐに全国放送になった。
 石原産業事件はステージ・アップしたということか・・

 ともかく、築地市場のこと、昨年の春、と知事選で東京に行っていたとき、その移転問題は大きな課題だった。

 最近、また新たな汚染が発見されて、 新たな汚染対策計画によって改良対策費は、昨年末試算に比べほぼ倍の約1300億円に膨らむ可能性 という。

 都の試算 豊洲への移転には約4500億円かかるが、跡地の売却益数千億円などでまかなえる
 平成7年の試算 築地市場を再整備した場合は約3000億円。豊洲で購入済みの用地を売却しても約630億円不足する
 よって都は築地の再整備は困難との見解

 築地市場は今のNHKの朝ドラのステージの一つにもとりあげられている
 このブログでは、やっぱり、まず、運動体側を紹介する。
 ちょうど今日が「1万人デモ行進」とか・・

 なお、築地に関係あるような関係ないような 漁業者の 全国一斉休漁は7月15日
  「原油価格の高騰が漁業にも深刻な影響。漁船の燃料の重油価格は、この4年で2倍。」

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● 築地市場の移転を考える公式ブログ
   ◆ デモ行進 目標1万人の参加!! 7月12日は市場正門に集合 から 転載 ↓
7月12日(土) 12:00  市場正門に集合 12:30  出発です



(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

     市場を考える会について
 「市場を考える会」は築地市場の仲買事業者210社にて構成されている団体です。

 ただ、「市場を考える会」は正式に認可された団体ではなくあくまでも仲卸事業者の有志が築地市場の豊洲新市場への移転に関して「食の安心・安全=将来市場を担う子や孫達のために」をスローガンに築地の未来を考え、移転予定地である豊洲の土壌汚染問題や築地の再開発について真剣に考え、移転の反対活動をしています。

 築地市場の移転問題は、仲卸事業者を含む業界内への影響もありますが、我々が毎日取り扱う生鮮食品を様々な場所で食する一般の方々へも影響がある問題と思ってます。
「このままでは食の安全が守れない」という、この事実を皆さんに知ってもらい、築地の移転問題を一緒に考えてもらいたいという思いから『市場を考える会』が結成され、このブログも開設されました。

 サイトの運営を含む「市場を考える会」の活動はすべて業界内外の有志の方の協力、ボランティアでなりたっております。

 皆さまのこの問題への関心と声がわれわれの活動の支えでございます。このサイトを通じてより多くの方々に「市場を考える会」の活動を含め、「築地市場」の今を伝えご理解を賜るとともに、今後もみなさまの絶大なるご支持、ご協力を賜りたくよろしくお願いします。

● - 豊洲新市場の建設予定地。Yahoo!地図情報   東京都江東区豊洲6丁目の周辺地図

●市場の公式Web    東京都中央卸売市場

●  らっしゃい東京 東京名所;築地市場
 築地は世界一の魚河岸?
 仲卸市場
 東京都中央卸売市場築地市場は昭和10年の開設以来、60年余り、日本を代表する市場として親しまれてきました。特に水産物については世界最大の規模を誇り、全国の建値市場としての役割を果たしています。魚河岸の歴史は、江戸時代にさかのぼり、徳川家康が江戸初期に江戸城の台所をまかなうため、大阪の佃村から漁師を呼び寄せ、江戸湾内の漁業をまかせたことにはじまります。漁師たちは魚を幕府に納め、余った魚を日本橋の魚河岸で売りさばきました。魚河岸発祥の地を示す記念碑が、いまも日本橋のたもとに建っています。


●「東京の台所」築地を守れ・暴力団介入警戒、対策協議会設立へ  ニッケイ 08.04.02
 世界最大級の規模を誇る東京・築地市場は2日までに、暴力団対策協議会(暴対協)を近く設立することを決めた。昨年、市場の水産仲卸業者の社長に一時、暴力団組長が就任していたことをきっかけに“東京の台所”からの暴力団排除に乗り出す。警視庁によると、卸売市場に暴対協が設立されるのは全国初とみられる。
 関係者によると、昨年10月、築地の水産仲卸業者の経営が悪化、知人が設立した別会社が債務を肩代わりした。この別会社の代表取締役に指定暴力団住吉会系組長が就任し、約2カ月後に辞任していたという。〔共同〕(02日 16:00)

●築地市場の移転予定地、基準の4万倍のベンゼン  ニッケイ 08.5.5
 東京都が築地市場(中央区)の移転を予定している豊洲地区(江東区)の土壌の一部から、発がん性の指摘されているベンゼンが国の環境基準の4万3000倍検出されたことが3日、明らかになった。生鮮食品が取引される卸売市場の予定地だけに、消費者の不安が高まることは必至。計画の大幅な見直しを迫られそうだ。
 豊洲新市場の予定地は東京ガスの工場跡地。昨夏の調査で環境基準(1リットルあたり0.01ミリグラム)の1000倍のベンゼンが検出され、都は敷地内の約4200地点で再調査していた。環境基準並みのベンゼンを含んだ水を70年間飲み続けると10万人に1人の割合でがんが発生する可能性があるといわれている。(04日 07:00)

●シアン化合物、基準の860倍・築地市場の移転予定地  ニッケイ 08.5.16
 東京都が築地市場(中央区)の移転を予定している豊洲地区(江東区)の土壌汚染問題で、強い毒性を持つシアン化合物が国の環境基準の860倍検出されていたことが16日、分かった。高濃度の汚染物質の発覚で、都は一層の対策を迫られることになり、2013年3月までに予定している市場の移転時期がずれ込む公算が大きい。
 移転予定地からは基準の4万3000倍のベンゼンが検出されたことがすでに判明している。(16日 16:00)

●築地市場移転有害物質汚染、予定地の3割で基準値超す  ニッケイ 08.5.17
 東京・築地市場の移転予定地の土壌汚染問題で、都が今年2月以降に再調査した約4200カ所の3割の地点から、環境基準を超えるシアン化合物などの有害物質が検出されたことが16日、分かった。新たな汚染対策計画によって改良対策費は、昨年末試算に比べほぼ倍の約1300億円に膨らむ可能性があるという。

 都は昨年夏、江東区豊洲地区の移転予定地を調査、基準の1000倍のベンゼンや、80倍のシアン化合物などが調査地点の約2割で検出された。このため調査地点を増やして調べた結果、より高い比率で、基準を上回るベンゼン(4万3000倍)やシアン化合物(860倍)のほかヒ素や鉛が検出された。(07:00)

●築地市場跡地、数千億円で売却見通し  最終更新:2007年6月21日7時50分 産経新聞

 築地市場(中央区)の豊洲地区(江東区)への移転問題で、都は30日の都議会経済・港湾委員会で、築地市場跡地を数千億円で売却できる見通しを明らかにした。

 都によると、豊洲への移転には施設建設費などで約4500億円かかるが、跡地の売却益などでまかなえるという。平成7年の試算では、現在の築地市場を再整備した場合の施設建設費は約3000億円。豊洲で購入済みの用地を売却しても約630億円不足するため、都は築地の再整備は困難との見解を示している。
 

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