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てらまち・ねっと



 先月、農林業センサスの調査が配布された。
 農林業経営の実態を調べるもの。
 ある種、国勢調査と同じような雰囲気がある。

 国勢調査の前回は、プライバシーなどいろんな問題が指摘された。

  ※このブログでは、2005年10月4日ブログ
   ⇒ ◆国勢調査の見直し。電話相談=ホットラインもある/戸籍は「入れる」ものでなく「つくる」もの

 今回の農林業センサスも見直しが進んでいる。
 農水省の公式ページ(ブログの中ほど以降でリンク・抜粋)には次のようにある。

  (2)調査項目等の改善・見直し
 •全数調査として把握する必要性が低い調査項目や他の統計調査等で把握可能な調査項目については簡素化・廃止し、農林業の基本構造の把握に一層重点化しました。

 •簡素化した主な項目
   家族の氏名の記入を取りやめ
   販売金額等の把握方法の簡素化
   作付面積等の把握方法の簡素化  など


 ともかく、農林業経営体調査票 は 全部で12ページ。
 農水省の公表しているページにもリンクをつけておくので、興味ある人は見てください。

 2月1日」時点の状況の記入ということなので、
 わがやも、農家として、先ほど、つまり今日2月4日に記入した。

 10ページ目は、「県の設定項目」で、ここ岐阜県は「農薬使用量」「化学肥料使用量」の設問があり、いずれも「0」と書いた。
    うちは、無農薬、無化学肥料の有機農業だから。
        野菜・米・有機農業・自然卵養鶏

 その次の最後の2ページ半は「林業」の質問なので、何も書くことはなく、その分、簡単に済んだ。

 とはいえ、「鉛筆もしくはシャープペンで記入」ということなので、集約後などに、どこかの機関などで、勝手に書き換えられる懸念は払拭できない、そんな、妙な、信用性の低い調査、とも映る。

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 農林業経営体調査票 (PDF:1,301KB) ← 12ページにリンクあり




農林業センサス



平成22年2月1日現在で「2010年世界農林業センサス」を実施します。
農林業の現状を知り、未来へつなげる大切な調査です。
ご協力をお願いします。
農林水産省では、農林業・農山村の現状と変化を的確に捉え、きめ細かな農林行政を推進するために、5年ごとに農林業を営んでいるすべての農家、林家や法人を対象に調査を実施しております。



パンフレット(PDF:1,907KB)





   2010年世界農林業センサス

これまでとの違い

2010年世界農林業センサスにおいては、我が国の農林業・農山村を取り巻く情勢の変化及び農林業施策の動向に対応するとともに、個人情報保護意識の高まりなど調査環境の変化を踏まえ、これに対応し、円滑かつ効率的に調査を実施できるよう調査方法、調査項目等の改善・見直しを行いました。

(1)調査方法の見直し
•全国統一時点の調査結果とするため、これまで調査期日を12月1日現在調査としていた沖縄県もその他の都道府県同様の2月1日現在とし、北海道用、都道府県用、沖縄県用に分かれていた調査票を統一し、1種類の調査票としました。

•農山村地域調査については、これまで地方統計組織の職員により調査を実施していましたが、調査方法を見直し、市区町村調査は郵送調査、農業集落調査は調査員調査に変更しました。

(2)調査項目等の改善・見直し
•調査対象者や調査員による調査票の記入や審査の負担軽減を図るため、調査結果の利活用状況等を踏まえて、全数調査として把握する必要性が低い調査項目や他の統計調査等で把握可能な調査項目については簡素化・廃止し、農林業の基本構造の把握に一層重点化しました。

•簡素化した主な項目
家族の氏名の記入を取りやめ
販売金額等の把握方法の簡素化
作付面積等の把握方法の簡素化 など

•新設・追加した主な項目
農業以外の業種から農業への資本金、出資金の提供状況
農産物の輸出の取組状況
林業の担い手確保や間伐作業の状況 など

調査の概要
1 調査の目的
2010年世界農林業センサスは、我が国農林業の生産構造及び就業構造等の実態や農山村地域の現状を把握することによって、農林業に関する諸統計調査に必要な基礎資料を整備するとともに、国際連合食糧農業機関(FAO)の提唱する2010年世界農林業センサスの趣旨に従い、各国農林業との比較において我が国農林業の実態を明らかにすることを目的として実施します。

2 調査の体系
2010年世界農林業センサスは、農林業経営を把握するために個人、組織、法人などを対象にして実施する調査と農山村の現状を把握するために全国の市町村や農業集落を対象に実施する調査に大別されます。

*農林業経営体調査
(1)調査実施系統
農林水産省-都道府県-市区町村-指導員-調査員-調査対象

(2)調査方法
調査客体による自計調査

(3)調査対象
農林産物の生産を行うか又は委託を受けて農林業作業を行い、生産又は作業に係る面積・頭数が一定規模以上の「農林業生産活動を行う者(組織の場合は代表者)」を対象に行います。

(4)調査事項
ア 経営の態様
イ 世帯の状況
ウ 農業経営の特徴
エ 経営耕地面積等
オ 農業用機械の所有
カ 農業労働力
キ 農作物の作付面積等及び家畜の飼養状況
ク 農産物の販売金額等
ケ 農作業の委託及び受託の状況
コ 保有山林面積
サ 林業労働力
シ 育林面積等及び素材生産量
ス 林産物の販売金額等
セ 林業作業の受託の状況
ソ その他農林業経営体の現況を把握するために必要な事項

 過去の調査結果など

2005年農林業センサス
•2005年農林業センサスの解説
•調査の概要
•Census of Agriculture and Forestry2005
•2005年農林業センサス報告書

2000年世界農林業センサス
•調査の概要
•2000年世界農林業センサス報告書

累年統計書・・・



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