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てらまち・ねっと



 政府には「機密費」といういわば勝手に使えるとされる「公金」がある。
 その額も「何億円」どころではない。

 自民党時代の使い道がわかりかけてきたが、民主党は以前のことは明らかにしないという。
 自分たちが追及されたら困るから、誰しもそう思う。

 実際、民主党の機密費の使い道も不明。
 昨年秋、政権後2ヶ月ですでに1億2千万支出していた・・・
     今までの合計は・・・

 政権にくつと、こうも変わるのか・・・

(関連)  2009年11月6日
    ⇒ ◆外交機密費で検査院を『接待』 、在米大使館で会食 /内閣官房の機密費・民主党は主張を転じて非公開に

  2009年11月22日
    ⇒ ◆官房機密費/麻生政権、負けた衆院選の2日後に2.5億円/民主の非公開方針は >


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自民党時代 ↓
●政府、機密費使途開示せず 情報公開で失望感も
      2010/02/12 19:47 【共同通信】
 政府は12日、首相官邸への上納が過去にあったと認めた外交機密費の使途について、開示しない答弁書を閣議決定した。鈴木宗男衆院議員の質問主意書への答弁書。政権交代後の情報公開に期待する世論の失望感を招きそうだ。

 政府は5日、歴代政府が否定してきた上納を認める答弁書を閣議決定している。

 岡田克也外相は12日の記者会見で、上納理由や使途について「当時の首相や官房長官に聞かないと分からない。私が聞こうとは思っていない」と述べ、実態の解明に消極的な考えを示した。

 質問主意書で鈴木氏は機密費上納に関し(1)外務省での処理項目(2)官邸での処理項目(3)法的根拠―などをただしたが、答弁書は上納の事実以外は回答していない。

 上納問題は2001年の機密費詐欺事件により表面化。当時の森喜朗首相らは上納を否定した。野党だった民主党は不透明な税金の無駄遣いとして、使途公開を要求した。

 公開されている決算書によると、外務省本省の報償費は、01年度に約16億2900万円だったが、翌02年度は約9億7800万円に減少。10年度予算案も9億円にとどまった。機密費詐欺事件後に上納の慣行が無くなり、減額されたようだ。

●近事片々:上納。やくざ社会の話ではない…
        毎日新聞 2010年2月6日
 上納。やくざ社会の話ではない。外交機密費、首相官邸に上納の慣行。「あった」と政府が認める。小紙がこの隠された仕組みをスクープして9年。
    ◇    ◇
 「電話じゃ話せない。霞が関から離れた所で」。午後6時半、内部証言者は待ち合わせの喫茶店に現れると、他の客から離れた席に座り、早口で本題に入ったと記事は伝える。
    ◇    ◇
 「現在はなく、将来もない」と政府。では、公共工事「個所付け」を早口に地元に知らせようと競争する民主議員の姿は何。「現在はなく、将来もない」はずのものではなかったか。
    ◇    ◇
 <冬眠の蛇や見まじきものを見し>      加藤三七子

●機密費「上納」事実上幕引き? 政府、追及に否定的
         日経 2.09
 政府は自民党政権下での外交機密費の首相官邸への「上納」問題について、事実上の幕引きに入ろうとしている。証拠書類がないことを理由に、自民党への調査には踏み込まない見通しだ。深入りしても、成果を得られないとみているためだ。

 「事実関係が分かっていないから、財政法違反かは言及するわけにいかない」。平野博文官房長官は8日の記者会見で、「上納」は予算の目的外使用や流用を禁じる財政法に抵触するとの見方について、明言を避けた。財務省によると、上納が「目的外」でないなら違法にはならない。岡田克也外相は5日の記者会見で、使途については「基本的に(外交用務の)範囲内で使われた」と説明した。(07:00)

●大阪の市民団体が河村前官房長官を背任で告発  小沢問題よりも重大

     日刊ゲンダイ 2010年02月02日 掲載
●東京地検はなぜか消極姿勢
 小沢疑惑よりも、こっちの公金“横領”の方がはるかに重大問題だ。自民党の河村建夫前官房長官が昨年9月、2億5000万円の内閣官房報償費(官房機密費)を引き出したのは背任罪か詐欺罪に当たるとして、大阪市の市民団体「公金の違法な使用をただす会」が1日、東京地検特捜部に告発状を出した。

 この機密費をめぐっては、別の市民団体が昨年10月、使途開示を求める情報公開請求を内閣官房に出したが、詳細は不開示。このため、市民団体は今年1月、処分取り消しを求める訴えを大阪地裁に起こしている。

「市民団体がこの機密費を執拗(しつよう)に問題視するのは当然です。本来は政策推進や調査情報対策などに充てられるカネだが、河村が引き出したのは昨年8月30日の総選挙後で、しかも、それまでは1カ月1億円程度の支出だったのが、たった2週間で2億5000万円を引き出したのです。目的外支出は明らかで、仮に幹部で山分けしていた場合は小沢問題どころではない」(政界事情通)

 原告代理人のひとりで、弁護士の辻公雄氏はこう言う。

「今回の支出は明らかに違法です。野党に転落した自民党が当時、機密費を使う必要性は全くないし、使途を明かさない性格のカネだからといって、“横領”していいはずもない。東京地検は告発状について『検討させてほしい』と言っているが、小沢事件では市民団体の告発をあっさり受理したのだから、こちらも同様に受理して捜査するべき。仮に受理しなければ、不受理を理由に提訴するし、受理しても不起訴や起訴猶予にした場合は検察審査会に不服申し立てするつもりです」
 検察の「恣意(しい)的」な捜査手法が追及されるのも時間の問題だ。

政権交代後の民主党 ↓
●「官房機密費」扱いにブレ、すでに1億2千万支出
       2009年11月19日03時06分 読売新聞
2003年に政府が一部開示した官房機密費の関係書類


平野官房長官 使途を公表せずに済む「官房機密費」(内閣官房報償費)を、鳩山内閣誕生後、平野官房長官が、すでに2回にわたって6000万円ずつ内閣府に請求し、計1億2000万円を小切手で受け取っていたことが18日わかった。

 民主党は野党時代、機密費の使途の公表を求めていたが、平野官房長官は就任直後、機密費の存在を認めないかのような発言をするなど、公表を巡って、わかりにくい発言を続けている。鳩山内閣が最終的にどのような結論を示すのかは、まだ見えない。

 ◆2枚の請求書◆

 政権交代後、官房機密費を管理する内閣府会計課長の手元に、平野官房長官名の請求書が届けられた。日付は9月24日と10月14日で、請求額はいずれも6000万円。請求通りの金額の小切手が官房長官側に振り出された。

 「そんなのあるんですか。全く承知していません」

 平野官房長官は就任翌日の9月17日の記者会見で、機密費の扱いを問われてそう発言をしたが、1週間後には最初の請求をしていたことになる。

 その後、平野官房長官は政権交代の際、河村建夫前官房長官から機密費の引き継ぎを受けたことを認め、今月9日には午前中の会見で「(使途の公開が)いいのかどうか、しっかりと検証したい」と述べた。一方、同日午後には「(公開は)今のところはない。私を信頼していただきたい」と語るなど、発言のたびに見解のぶれを見せている。

 ◆何に使ったのか?◆

 官房機密費は、2001年の外務省の機密費流用事件で、首相が外遊する際、随行員の宿泊費差額や「現地在外公館への心付け」などとして使われたことが判明している。

 平野長官が2度にわたって請求したのも、鳩山首相の訪米(9月21~26日)やタイ訪問(10月23~25日)など外遊が続く時期に重なっていた。外務省は、現在では宿泊費の差額を機密費では補填(ほてん)していないとしているものの、それ以外、歴代内閣の使い方は明らかになっておらず、今回も、機密費が実際に使われたかどうかも含め、はっきりとはわからない。

 ◆機密費公表法案◆

 機密費流用事件が発覚した01年、民主党は「機密費公表法案」を通常国会に提出している。

 支払先や金額を明記した文書を作成し、10~25年後に文書を公表するという内容で、当時、衆院議員として法案をまとめた現ソフトバンク社長室長の嶋聡さん(51)は「与党との議論を促すため、厳しい内容にしたが、複数の幹部から『政権を取った時のことを考えた方がいい』と忠告された」と打ち明ける。

 提出を指示したのは当時の党代表の鳩山首相。その本人は今月5日、「すべてをオープンにすべき筋合いのものとは思っていない」と語り、野党時代とは微妙に異なる見解を示した。

 ◆12億3000万円◆

 政治家のパーティーや餞別(せんべつ)、背広代……。02年4月、官房機密費が与野党の議員のために使われていたことを示す「内部文書」を共産党が明らかにした。当時の小泉政権は同じ4月、「取り扱いに関する基本方針」を策定し、使途を「調査情報対策」などに限定した上で、会計検査院の検査には官房長官が自ら説明することも決めたが、使途の公表には消極的だった。

 官房機密費の額は同年、前年比10%減の14億6165万円になって以来、毎年同額が計上され、うち12億3021万円の支出が官房長官に一任され、毎年ほぼ全額が使われている。

 その使途を官房長官以外が知ることができるのか。

 00年以降、官房副長官を務めた経験がある自民党議員に尋ねると、こんな答えが返ってきた。

 「機密費の出し入れは副長官でも教えてもらえなかった。首相の女房役である官房長官には、周囲にばれてはいけない付き合いが、やっぱりあるんだよ」



●平野官房長官:機密費1億2000万円請求、認める 使途は明かさず
         毎日新聞 2009年11月19日 
 平野博文官房長官は19日午前の記者会見で、鳩山内閣の発足後、自らの決裁で内閣官房報償費(官房機密費)を6000万円ずつ計2回、内閣府に請求していたことを明らかにした。使途については「私が適切に責任を持って判断する」と述べるにとどめ、実際に使ったかどうかを含め明らかにしなかった。

 官房機密費は09年度予算で約14億円が計上されている。請求は9月24日と10月14日に平野長官名で行われ、計1億2000万円分の小切手が長官側に渡された。官房機密費は過去、国会対策や議員の海外視察の際に餞別(せんべつ)などとして使われたケースがあったが、平野氏は「(これらの使途では)今日まで使っていない」と否定した。

 ただ、実際に支出したかどうかや、具体的な使途などは「必要なことがあれば適切に支出する」と繰り返し、将来的な公表についても「(公表で)情報提供が可能でなくなるなら、国益や政府の諸活動に障害が出る恐れがある。慎重に対応したい」と公表しない考えを改めて強調した。

 民主党は01年、機密費に支払い記録書の作成を義務づけ、機密性に応じて10~25年後に公表させる機密費改革法案を国会に提出した経緯がある。

 毎日新聞が04年の情報公開請求で、自民党政権時代の98年4月から04年1月の機密費関連文書の開示を受けた際は、1回の請求で5000万円を引き出し、毎月2回、計1億円が長官の手元に届く慣行がうかがえる内容だった。【横田愛】

●官房機密費1億2千万円受領 平野官房長官、使途語らず
       朝日 2009年11月19日12時45分
 平野博文官房長官は19日の記者会見で、鳩山政権の発足後、すでに9月と10月の2回にわけて、計1億2千万円の官房報償費(官房機密費)を内閣府に請求し、受け取っていたことを明らかにした。機密費をめぐっては、平野氏は当初、存在を「承知していない」としたが、今月5日になって前政権から引き継ぎを受けていたことを認めている。

 平野氏は1億2千万円について、「(内閣府に)支出請求をしたことは事実だ」と認めたうえで、「具体的な使途は、適切に私が責任を持って判断し、対応しているところだ」と述べ、支出の有無や使途などについては、明らかにしなかった。

 平野氏はこれまで、官房報償費を国会対策や議員の海外視察費などには使わないと強調しており、今回請求した1億2千万円についても「現時点で想定していないということは、使っていないということだ」と述べた。

 今後の官房報償費の公開の可能性については、「(来年度)1年間通じてどういう風な官邸・政府の運営がなされていくのか全部しっかり見たい。その上で『これは必要だ』『必要でない』『公表すべきだ』というところも含めて見届けたい」と述べ、来年度1年間、使途などを検証した上で、公開するかどうか検討する考えを示した。

●機密費の使途公表、慎重に検討と官房長官
       2009年11月19日12時26分 読売新聞
 平野官房長官は19日午前の記者会見で、今年9月の就任以降、2回にわたって計1億2000万円の官房機密費(内閣官房報償費)を内閣府に請求して、小切手で受け取っていたことを認めた上で、「私が適切に責任を持って判断して対応している」と述べた。

 一方で、機密費のあり方について「まだよく私自身も分かっていない」と発言したことから、報道陣から「分からないのに請求したのか」などと追及され、「前政権がどういう風に使ったか、全く承知していない。この1年間で、どういうところに必要なのかを見極めたい」と釈明した。

 使途の公表を巡っては「先方さんとの関係で、情報提供が可能でなくなるということであれば、政府の活動に障害が出る可能性がある」として慎重に検討するとの見解を示し、「自らが国民の気持ちを踏まえて対応したい」と述べた。

 平野官房長官は9月と10月に6000万円ずつ、官房機密費を請求し、内閣府からは小切手が振り出されている。計1億2000万円を使ったかどうかについては「差し控えたい」として明らかにしなかった。

●異例の公表 鳩山政権、機密費受領 2回で合計…
        スポニチ  2009年11月19日 12:12
 平野博文官房長官は19日午前の記者会見で、鳩山政権が発足した9月17日以降、内閣官房報償費(機密費)として2回にわたり計1億2千万円を内閣府から受け取っていたことを明らかにした。政府が機密費をめぐり、受領額であっても詳細を公表するのは異例だ。

 平野氏によると、受領は1回につき6千万円で、それぞれ9月下旬と10月中旬に内閣府会計課を通じ、小切手で平野氏に支出された。

 平野氏は使途については「請求したのは事実。使途は私が適切に責任を持って判断し対応している」と明かさなかった。今後、公表するかに関しても「支出する先方との関係もある。情報提供に支障があれば国益を損ねる。慎重に対応したい」と述べた。

 平野氏は先に、機密費の公表をめぐって「どのような支出が発生するのか、来年4月から1年間、自ら検証したい」として、将来の公表に含みを残している。

 機密費は行政機関が事務を円滑に行うため、情報収集などに使う経費とされ、使途の不透明さがたびたび問題視されている。

●機密費一定の透明化も検討 平野官房長官
      2009/11/09 13:07 【共同通信】
 平野博文官房長官は9日午前の記者会見で、非公開方針を表明した内閣官房報償費(機密費)の使途に関し、一定の透明化を検討したいとの意向を示した。「政権交代で、どう公開するかについて意見があることは承知している。いろいろな声を踏まえ(使途を)国民に出すことが良いのか検証したい」と述べた。

 同時に「検証していない中で(公開を)言うことは軽々にすぎる。相手のあることであり、目的に照らして適切に処理することに変わりない」として、当面は非公開とする方針も強調した。

 機密費をめぐっては、鳩山由紀夫首相が5日に「国民にすべてをオープンにすべき筋合いのものとは必ずしも思っていない」と述べ、民主党政権でも使途を非公開とする意向を表明。民主党は2005年の党政策集で透明度を高める法整備を明記するなどした経緯がある。

 また平野氏は5日の会見で、使途を「政府にとって重要な情報収集への対価だ」と説明。国会運営の円滑化のため野党対策として使う可能性については明確に否定した。

●官房機密費の公表を示唆 平野長官、柔軟姿勢に転換
    朝日 2009年11月10日4時19分
 平野博文官房長官は9日の記者会見で、官房機密費(官房報償費)の金額と使途について一定期間検証した上で公表する可能性を示唆した。平野氏は、前政権を踏襲し鳩山内閣でも公表しない考えを示していたが、閣内で公表を求める声が出たことも踏まえ柔軟姿勢に転じた。

 平野氏は「政権が代わってまだ50日というなかで、本当にこの報償費を国民に出すことがいいのかどうか、自分なりにしっかり検証したい」と述べたうえで、「(公表を求める)声があることも踏まえて、受け止め、今後の対応を考えたい」と述べた。

 平野氏は5日には「少なくとも相手様のあることでもあるから、オープンにしていくということについては考えているわけではない」と明言し、鳩山由紀夫首相も同日、「すべてをオープンにするべき筋合いのものとは必ずしも思っていない」としていた。これに対し福島瑞穂消費者担当相が7日のテレビ番組で「何らかの形で透明性を高めた方がいい」と述べていた。

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